助動詞 had better、had better not(否定)の意味・使い方を例文付きで解説
had betterの使い方、意味、読み方
意味:〜した方がいい、すべきだ
読み方: ハッド ベター
品詞:助動詞 ※要注意!助動詞なのです。 助動詞といったら、、、すぐにその後につく単語は動詞の原形が来ると思い浮かびましたか?
肯定文の形:Had better 動詞の原形
否定文の形:Had better not 動詞の原形
had betterでひとつで助動詞になります。
“better”の後ろには動詞の原形になります。 ’Had ’はhaveの過去形だから過去にはならないので注意して下さい。 ’Had ’は時制(過去、現在、未来)にとらわれず、いつでも’ Had ’!
had betterの例文
肯定文
①You had better go back home before your mom get angry.
訳)君のママが起こる前に、家に帰った方がいい。
<帰らないと、君のママに怒られるぞ>の意味。
②I had better get back to work.
訳)仕事に戻った方がいい。
<仕事に戻れよ>
※仕事に戻らないと、何か痛い目に合うことを表現しています。
否定文
文の形:had better not 動詞の原形
You had better not tell her about the broke glass.
訳)彼女には、絶対にガラスを割った事を<言わない方がいい>言うなよ。
学校の英語の勉強では、Had better 動詞の原形は「〜した方がいい」っと教わると思うので、
*英語圏の方々は” Had better”の否定形と疑問形はありますが、まず使われる事はほとんどありません。” Had better ”を使うとしたら、肯定文の「した方がいいよ」っというのを稀に使うぐらいです。
それでも、一般的に使われません。
なぜ、”Had better ”は英語の会話であまり使われないのか?
” Had better ”は、脅しの意味(さもないと痛い目に合わせるぞ)っという、高圧的な表現なので目上のひとや上司、親には絶対に使わないようにして下さい!!
had better not (否定)の意味・使い方・例文
“had better” は、「~した方が良い」という意味を表す英語の表現です。この表現は、注意、忠告、警告、勧告をするために使われます。否定文では “had better” の後ろに “not” を置きます。
- “had better not” の基本的な構文は、「had better + not + 動詞の原形」となります。つまり、”had better” の後に “not” を加え、その後に動詞の原形を置くことで、否定文を作ることができます。
例文:
- You had better not eat too much junk food. It’s bad for your health. (あまりジャンクフードを食べない方が良いです。健康に悪いから。)
- I had better not stay up too late tonight. I have an early morning meeting tomorrow. (今晩遅くまで起きているといけない。明日は早朝に会議があるから。)
以上のように、”had better” の否定形 “had better not” は、注意や忠告をするために使われる表現で、”not” を加えることで、特定の行動をしないようにすることができます。注意すべき点は、”had better” の後ろには、動詞の原形が来るということです。
had betterの確認問題
1)〜2)並べ替え問題
( )の中に①〜⑪まで入れなさい。また、二回同じ番号を使ってもいい。
①you ②better ③introduce ④to ⑤had ⑥ I ⑦not ⑧see ⑨a ⑩an ⑪ have
1)きみを彼に紹介した方が良いと思うよ。
I think ( )( )( )( )( )( )him.
2)きみはすぐに医者に見てもらった方がいい。
You ( )( )( )( )( )doctoer
3)に適切な単語を入れなさい。
あなたはその仕事をしない方がいい。
You ( )( )( )( )the work.
確認問題の解答
1) I think ( ⑥ I )(⑤had )(②better)( ③introduce)( ④to )(①you)him.
*【頻出】Introduce A to B 「AをBに紹介する」
この熟語を知っているかどうかで正解と不正が大体決まります。知らなかった方は、ぜひ覚えてください!受験とTOEIC、英検、全ての英語勉強者に共通です!
例文)
I would like to introduce you to Anne.
訳)私は、あなたにアンを紹介したいです。
*【頻出】would like to 動詞の原形「(〜)したいと思う」
wantより丁寧な言い方です。
2) You (⑤had)(②better)(⑧see)(⑨a)docoter .
⑨の部分を間違えた方は、名詞と冠詞の文法を再確認してください。
3 )You ( had )( better )( not )( do )the work.
1)〜3)の共通するのは、二つあります。
間違った問題は例文を含めて暗唱してしまいましょう。
had betterの組み替えで不正解の方は特に文の形を覚えるようにしてください。その後に、確認問題や他の参考書の問題を解いて見てください。
had betterの使い方 豆知識
実際に、英語で話す時は”had better”は、had が省略されて ’d’となったり、さらに省略されて’better’だけで同じ意味で言われることがあります。
had が省略されて ’d’となって言われることが多いのでこちらを例に出します。
例)
①You’d better go back home before your mom get angry.
(君のママが起こる前に、家に帰って方がいい)
実際の英語で、Had betterは使われる事はほとんどありませんが、
勉強の通過点として覚えておいてくださいね!