今回も、前回の記事に引き続き最重要動名詞を学ぶ記事です。
part.1に引き続いて「megafepsdecai(メガフェップスデカい)」の13の動詞について考えていきましょう。
なお、前半の7つの動詞については前の記事で紹介してあるので確認しましょう。
今回は、「stop」から解説していきます。
stop…ing(動名詞):~するのをやめる
ex) I stopped taking a picture.
訳)私は写真を撮るのをやめた。
この「stop」は後ろに来るのが動名詞かto不定詞かということが頻繁に問われます。
ex) I stopped to take a picture.
訳)私は写真を撮るために立ち止まった。
動名詞とto不定詞について整理すると以下のようになります。
動名詞→~するのをやめる
to不定詞→~するために立ち止まる
最低でもこのポイントは押さえないといけません!
deny…ing(動名詞):~することを拒否する
ex) My sister denied taking an umbrella with her because of the weather.
訳)私の妹は天候から判断して傘を持っていくことを断った。
この動詞も非常にシンプルなパターンです。後ろに来る動名詞の動作を拒否するという意味を持ちます。
今回の例文では、「because of the weather」を「天候から判断して」と少し意訳しています。
実際に試験で解答する際には、「天候の理由から」という直訳で構いません。
excuse…ing(動名詞):~を許す
ex) I excused him for being careless.
訳)私は彼の不注意を許した。
この動詞は、動名詞に対して動作主を示してあげる必要があります。
それだけは少し注意しましょう。今回の場合、不注意なのは「彼」ですから、動作主の「him」が必要になります。
cannot help…ing(動名詞)~せずにはいられない
ex) I could not help crying at that time.
訳)私はその時、泣かずにはいられなかった。
このパターンも非常にシンプルです。「cannot help」の後ろに動名詞を置くだけで大丈夫です。
注意すべきは、「cannot」が過去形に変わって「could not」に変わることがあるということです。
今回の例文では実際に、過去の出来事を示すために「could not」として過去形になっていますね。
admit…~するのを認める
ex) Ken admitted having broken the window.
訳)ケンは窓を割ったことを白状した。
今回の場合、「認める」という行為よりも「窓を割る」という行為のほうが前の出来事ですので「窓を割る」という動作を過去分詞にします。
imagine…ing(動名詞):~することを想像する
ex) Imagine travelling in Europe for a month.
訳)1か月間ヨーロッパを旅することを想像してみなよ。
「imagine」に関して覚えておくことは「実現可能性」についてです。
「imagine」という言葉を使う場合、「現実にはあまり怒らないと考えられること」である場合が多いです。
確認問題
以下の英文を和訳しなさい。
1. I could not help laughing at that thing.
2. My mother admitted having eaten my pudding.
3. Yui stopped walking to stop a taxi.
・解答&解説
1.私はその出来事に対して笑わずにはいられなかった。
注意すべき点はやはり、過去形です。過去の出来事に対して「~せずにいられない」と言いたい場合は「could not help」にしましょう。
2.私の母は、私のプリンを食べたことを認めた。
「admit」は後ろに来る動作が、「admit」よりも前の動作であることが多いです。
そのため、時制を1つ前に戻すことに注意しましょう。
3.ユイはタクシーを止めるために立ち止まった。
「stop」という動詞が2つ使われていますが、働きは全く違います。
前の「stop」は動名詞を導くもの、後ろの「stop」はto不定詞を導くものです。
この区別が確実にできるようになれば、動名詞の学習は完璧です。
以上、最重要動名詞の解説part.2でした。