英作文

英作文の伸ばし方

英作文の伸ばし方

英作文はこうやって伸ばす

英語の学習をするうえで苦手とする人が最も多いカテゴリの1つであるのが英作文です。

そもそも英作文の学習は何をすれば良いのか分からないという人も多いことでしょう。

しかし、実際の入試や模試において、英作文は必ず出題される問題です。

必ず出題され、かつ多くの人が苦手としている分野だからこそ、この英作文で確実に点数を取ることができるようになれば、他の人と大きく差をつけることができます。

逆を言えば、英作文で点数が取れないようであれば、他の人に差をつけられてしまうということなのです。

ここでの解説をしっかり読んで英作文の得点力upを目指しましょう。

今回は「和文英訳型」の英作文に焦点を当てて考えていきます。

 

自由英作文に関しては少しアプローチが異なるので、また別の記事で書いていきます。

自由英作文の伸ばし方

 

英作文の得点力upのプロセスは単純に言ってしまうと以下のようになります。

 

 

さて、ここからは各プロセスについて詳細に解説していきます。

 

 

① 文法の基礎事項の学習

この段階では地道に英文法を学習していくことが求められます。

得点力upに直結しないと思う人もいるかもしれません。

確かに、例文・語法の暗記と比べてしまうとこの段階の学習だけでは英作文で満足のいく点数が取れるとは限りません。

しかし、この段階でいかに基礎を固めることができるかによって、その先のプロセスにおける学習の効率が変化してきます。

では、具体的にどのように学習すれば良いのでしょうか。

 

○例文の文構造を読み解く

文法事項を学習する上で、参考書に必ず記載されているのが例文です。

まだ暗記段階ではないので暗記する必要はありませんが、この段階で大切なことは例文の文構造を完全に把握することです。

その例文が第何文型で、文の主語(動詞、目的語、補語、修飾語)が何なのか、時制はどうなっているか、というところまでしっかりと自分の頭の中で噛み砕いて理解することが重要になります。

Ex) I’ll call you when I get to the station.
訳)その駅に着いたら電話します。

この文章の文構造を分析してみましょう。

・主語:I
・動詞:will call
・目的語:you
・when節:I get to the station

 このように分類することができます。

節についても細かく分析することができれば理想ですが、和訳ができるようであれば必要ありません。

さて、文を細かく分けた後にやらなければいけないのが文型の特定です。今回は、第3文型であると特定できますね。

次に、時制を確認しましょう。動詞が「will call」となっているから未来形ですね。未来のことを言っています。

節の中はどうなっているでしょうか。「get to」となっているから現在形ですね。

 

 

○関連事項の学習

例文には最低1つは重要な学習ポイントが隠されています。その学習ポイントに気付き、それに対してメモを残すことが重要になります。

※「~したら」の英訳について
・確実性が高い場合→when S 現在形
・可能性がある場合→if S 現在形
・可能性が低い場合→if S 過去形(仮定法)
今回のように確実に駅に着くと予想できるのであればwhen節が用いられ、可能性があるという場合にはifが用いられる。

※「到着する、着く」という意味の英語
・get to→日常的な表現
・arrive at/reach→少々堅い表現

上のようなことを参考書に書き込んだりして、メモとして残すのです。

どんな例文であっても、学習してほしいポイントが1つはあります。

そのポイントに目を付けてしっかりとメモとして残し、1つ1つ学習していきます。

下の「到着する、着く」という意味の英語のようなことは、英単語の言い換え(同義語)問題で出題されることがあります。

知識の引き出しにしっかりと蓄えておくことが重要になります。

 

 

② 例文・語法の暗記

文法の基礎事項の学習が一通り済んだら、次は例文・語法の暗記です。

しかし、このステップで重要なのはただ暗記するだけではないということです。

では、具体的にどのように学習していくのか見ていきましょう。

 

○例文の応用

具体的に言うと、その例文の骨組みは残して別の英文を作るということです。

Ex) I’m so busy studying English that I have no time to spend time with my family.
訳)私は英語の勉強でとても忙しいので家族と過ごす時間がない。

この文中でキーとなっているのは「so A that B」です。日本語訳すると「AだからBである」という表現ですね。

この骨組み(表現)を残しながら別の文を作ります。

 

Ex) I’m so sleepy that I want to sleep a lot.
訳)私は眠いのでたくさん寝たい。

このように短い文章でも良いので、例文で用いられている重要な骨組みを残して新たな英文を作ります。これを繰り返していくことで、その英文の形を自分の体に染み込ませていきます。

 

Ex) Russia is the largest country in the world.
訳)ロシアは世界でいちばん大きな国だ。

この文における学習ポイントは最上級の表現ですね。

「the 最上級」の形に関する例文です。

この骨組みを残して新たな例文を作りましょう。

Ex) Takeshi is the tallest in his class.
訳)タケシは彼のクラスの中でいちばん背が高い。

 

 

○例文を言い換える

前の項では、例文の骨組みを残して新たな英文を作るということをやりましたが、今回解説するのは例文と同義となる表現を用いて新たな英文を作るということです。

Ex) Russia is the largest country in the world.
訳)ロシアは世界でいちばん大きな国だ。

上で用いた英文なので解説は省略します。

 

これと同義の英文をこれから作ります。まずは、比較級を用います。

Ex) Russia is bigger than any other country in the world.

 

「比較級 + than + any other A」で「全てのAよりも~だ」という表現になります。

全てのものと比べることにより、比較級を用いて最上級を表すことができます。

Ex) No other country is bigger than Russia in the world.

「no other A is 比較級 + than B」で「Bよりも~なAは存在しない」という表現になります。

今回も上の英文のように比較級を用いて最上級を表しています。

以上のようにして、例文を全く別の形で表して自分の中での例文のストックを増やしていきます。

 

 

○関連する語法の学習

語法の学習で大事なのが、関連項目の学習です。

今回は「借りる」という意味の動詞を考えていきましょう。

「借りる」という一言であっても、状況に応じて様々な動詞が使い分けられます。

 

・borrow A from B→BからAを借りる(無償で)。

・rent A from B→BからAを借りる(有償で)。

・use→~を借りる(持ち運べないような大きなものを)。

 

以上のようになります。

他にも表現はありますが、今回は3パターンに留めておきます。

このようにして例文中に出てくる語法を押さえ、その上で関連する語法を暗記していきましょう。

 

 

③ 実戦演習

英文法の基礎を固めて、例文・語法の暗記もある程度済んだというか人は最終ステップです。

この段階で大事なことは「質≦量」の学習です。

ある程度の基盤が築けているのであれば、ひたすら問題演習をすることで実戦力が養われていきます。

自分の肌に合った問題集を購入して実戦力を養いましょう。

ここで重要なのが以下のポイントです。

 

○1つの和文に対して2つ以上の英文を書く

実際の模試や入試では1つの和文に対して1つの英文を書けば良いのですが、問題演習をする際には最低2文以上書くようにしましょう。

英作文の得点力は演習量と自分の頭の中にある例文の量に比例します。

つまり、いかに英作文を数多くこなすか、いかに使える例文を増やすかということにかかっているのです。

②で取り上げた例文のように、2、3個の表現で和文を英訳することができれば相当な力がついてきます。

 

Ex) Please submit your assignment as soon as possible.
訳)できるだけ早く課題を提出してください。

「submit」が「提出する」、「as ~ as possible」が「できるだけ~」という意味の表現です。

ここを別の表現、単語を用いて表してみましょう。

 

Ex) please hand in your assignment as soon as you can.

 

このようにして、文構造としてはあまり変わりませんが別の表現を用いることで新たな英文を作ることができます。

これを繰り返して、自分の中の「ストック」を増やしていきましょう。

 

 

○2回以上問題に取り組む

上の項と少し被ってしまいますが、問題集を最低でも2周することをおすすめします。

1回目に解いた時とは全く違う英文が出来上がったり、1回目に解けた英文が解けなかったりします。

そこが学習のポイントなのです。

違う文が出来上がった場合は、自分の中での新たな「例文のストック」が増えるということです。

また、解けなかった場合にはその問題に関する例文を覚えきれていなかったり、文法事項が疎かになっていたりすることが考えられるので、しっかりと復習しましょう。

 

以上、英作文の得点力upの方法でした。

 

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