このページでは、大学受験レベルの色々な文法問題を取り上げていきます!
解説はかなり詳しく説明していて、その辺の参考書よりも充実している自信あります!
問題を解くだけではなく、「なぜ、その答えになるのか?」「正解の選択肢の理由・不正解の理由」を自分なりに考えてみてください!
日頃からそのような勉強ができていると難関大の長文読解の文法・語法の設問も解けるようになりますよ!
問題1:大学受験の英文法の問題
If you had studied harder, you ( ) the examination.
① would pass ② passed ③ have passed ④ would have passed
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皆さん、すぐに答えを出せますか?ある部分で何をきかれているかがピンと来れば秒殺!
和訳:
もし君がもっと一生懸命勉強していたら、君はその試験に( )だろう。
解答:
④ would have passed
解説:
この文は「仮定法過去完了」ですね!
仮定法過去完了は、「もし~していたら、~していただろう」という仮定の表現をする時に用いられます。
具体的には、過去に起こらなかった事象に対して「もし違っていたらどうだっただろう」と仮定を立てる際に使われます。
選択肢の中で、この仮定法過去完了を正しく表現しているのは④の「would have passed」です。
これは、「もしもっと一生懸命勉強していたら(実際にはしなかった)、試験に合格していただろう(実際にはしなかった)」
という意味になります。
単元:仮定法
【選択肢ごとの解説】
① “would pass”:これは仮定法過去形ですが、過去の事象について述べる場合には不適切です。仮定法過去形は現在や未来の事象について、「もし~ならば~だろう」という仮定を表します。
② “passed”:これは過去形です。しかし、ここでは仮定法が必要で、単に過去形を使うのは不適切です。
③ “have passed”:これは現在完了形です。しかし、ここでは過去の事象についての仮定を表すため、仮定法過去完了形が必要です。
④ “would have passed”:これは仮定法過去完了形です。過去の事象について、「もし~だったら~だっただろう」という仮定を表すために適切です。
皆さん、なぜ「仮定法過去完了」になる必要があるのか?その本質的な文法の理解が正解を生みます!