助動詞”ought to”
こんにちは!今回は、助動詞”ought to” を紹介させて頂きます。
皆さんはインターネットでも、ネイティブがよく使うフレーズ、スラング用語などの紹介されているサイトをよく見かけるかと思います。そういうのをより理解し、定着して使えるようになるまでは、ベースとなる『基本』を養わなければなりません。
この記事では、英語の『基本』を中心に書かせて頂きます!英語をやり直したい社会人の方、小学高学年、中学、高校生が勉強途中向けです。
それでは、基本の形から入っていきましょう!
ought toの基本
文の形:ought to+動詞の原形
意味
①〜すべきである <義務>
②〜しなくてはならない <必要>
③(当然)〜のはずだ <推測>
*義務、必要、当然、強い可能性を表す=Shouldの類義語(似ている意味)
次は、それぞれ肯定、否定文の形を見てみましょう。
肯定文
例文:
①You ought to begin before 4. (君は4時前に始めるべきだ)
②We ought to eat less. (私たちは、食べるのを控えなければならない)
③You ought to study English. 「君は英語の勉強をすべきだよ」
否定文
文の形:ought +not to 動詞の原形
*to不定詞の否定の形と同じで、toの前にnotを置く!
意味:①〜すべきではない <義務>
②〜しなくもいい <必要>
③(当然)〜のはずではない <推測>
例文
I ought not to be telling you this. (君に言うべきではなかった)
You ought not to begin before 4. (4時前に始めなくてもいい)
*①の例文を否定の形にしました。
You ought not to leave here. (君はここを去るべきではない)
ought to +完了形
文の形:ought to +have 過去分詞
完了形
意味
①〜するべきだったのに
②〜すればよかったのに
③〜したはずだ
Ought to +完了形を使う時は、①と②の場合は、実際には「しなかった」ので「〜すべきだったのに」、「すればよかった」っという後悔や非難する気持ちの意味
③「〜したはずだ」の推測は、一文だけでは実際にしたか、しなかったのではわからない。③の意味合いでは前後の文を見て判断が必要とされる。
また、Should+完了形も上記と同じである。
例文
We ought to have kept your promise.
(私たちは彼女の約束を守るべきだった)
→実際は、約束を守っていないから、「約束を守るべきだった」後悔の気持ちの表れ。
I ought to have broken up with my girlfriend before we were fighting。
(大げんかする前に、僕は彼女と別れればよかった)
実際は、彼女と別れていない「後悔の気持ち」を表す。
*熟語:Break up 別れる、離れる、散らばる
絶対覚えときたい、熟語です!
確認問題
1)〜2)並べ替え問題
( )の中に①〜⑧まで入れなさい。また、二回同じ番号を使ってもいい。
1)君はこの本を読むべきだ。
You ( )( )( )this ( ).
2)私は彼氏と別れなければよかった。
I ( )( )( )( )( )with my boyfriend.
①book ②ought ③break ④to ⑤had ⑥ up ⑦not ⑧have ⑨read
確認問題の解答
1)君はこの本を読むべきだ。
You ( ②ought )( ④to )( ⑨read )this ( ①book ).
2)私は彼氏と別れなければよかった。
I ( ②ought )( ⑦not )( ④to )( ③break )( ⑥ up )with my boyfriend.
2)で間違えてしまった方は、もう一度現在完了の文法を確認して見ましょう。