英文法

「as many as」の意味・使い方を文法の解説から完璧に

皆さん、こんにちは!今日はわかれば簡単だけど、難しそうな「as many as」について学びます!一般的に、難しい(筆者も苦労した、、、)倒置も出てきますよ!いってみましょう!

「as many as」は英語のフレーズで、大量・多数という意味で使われます。このフレーズは、後に続く数値や数量が想像以上であること、またはそれが特に注目に値するといったニュアンスを加える場合に使われます。

「as many as」の意味・語源・文法

「as many as」は「~も」という日本語の表現に近いですが、その背後には「予想以上に多いか、注目に値する」といったニュアンスがしばしば含まれます。このフレーズの語源を探ると、”as many” は数量が等しいことを示し、”as” が続くことでその数量が強調される、といった構造になっています。

複数形と一致

「as many as」は数えられる名詞に対して使われます。そのため、後に続く名詞は複数形である必要があります。

– 正: “As many as 10 dogs were found.”

– 誤: “As many as 10 dog were found.”

### 「as many as」vs「as much as」

数えられない名詞に対しては「as many as」ではなく「as much as」を使います。

– “She has as much enthusiasm as he does.”

疑問文での使用

疑問文でも「as many as」が使え、その場合でも強調の意味合いがあります。

– “Did as many as 20 people really attend the meeting?”

倒置

「as many as」が文頭に来る場合、倒置がよく使われます。この場合、助動詞が主語の前に来ることが多いです。

– “As many as 200 birds have been spotted in the park.”

このように、文脈によっては「as many as」が多様な形で使用されることがあります。ただし、その核となる意味は「数量が多いこと」を強調する点にあります。このフレーズを使うことで、通常の述語よりも強い印象を与えられます。

 

「as many as」の使い方 基礎から応用まで

基礎レベル 基本・比較での使い方

1. 基本的な意味: 「as many as」は「~も」という意味で、数や量が多いことを強調します。

   – 例: “As many as 20 students are in the class.”

   – 和訳: クラスには20人もの生徒がいます。

2. 比較: 「as many as」は比較文にも使われ、同じ数や量であることを示します。

   – 例: “She has as many books as I do.”

   – 和訳: 彼女は私と同じくらいの数の本を持っています。

  

中級レベル 条件節・疑問文での使い方

1. 条件節での使用: 「as many as」は、特定の条件を満たす人々や物について述べるときに使います。

   – 例: “As many as can fit should board the bus.”

   – 和訳: 乗れるだけの人はバスに乗るべきです。

2. 疑問文での使用: 疑問文で使うときもあり、その場合でも強調の意味合いがあります。  

   – 例: “Did as many as 20 people really come?”

   – 和訳: 本当に20人もの人が来たのですか?

応用レベル 否定文・倒置での使い方

1. 否定文での使用: 「as many as」は否定文で使うと、期待されたほど多くないという意味になります。

   – 例: “Not as many as 10 people came to the party.”

   – 和訳: パーティーには10人も来ませんでした。  

2. 倒置での使用: 文頭で使うと、文の構造が少し変わりますが、強調の度合いが増します。

   – 例: “As many as 200 birds have been spotted in the park.”

   – 和訳: 公園で200羽もの鳥が見られました。

3. 他の文型との組み合わせ: 「as many as」は”If”文や”Because”文などと組み合わせることもあります。

   – 例: “If as many as 50 people show up, we will need extra chairs.”

   – 和訳: もし50人もの人が来るなら、追加の椅子が必要になります。

このように、中学生レベルから始めても、「as many as」は非常に多様な使い方があります。

基本的な使い方から始めて、徐々に応用例に挑戦することで、この表現をマスターできるでしょう。

 

「as many as」を例文からチェック

 1. 数えられる名詞とともに使う

この用法では、「as many as」は特定の数が注目に値するか驚くべきであると強調します。

1. **例文**: “As many as 200 birds were spotted in the park.”

   – **和訳**: “公園でなんと200羽もの鳥が目撃された。”

   – **解説**: この例では、公園で見られた鳥の数が多いことを強調しています。

2. **例文**: “As many as 50 cars were involved in the accident.”

   – **和訳**: “事故には50台もの車が関与していた。”

   – **解説**: この文では、関与した車の数が非常に多いことを強調しています。

3. **例文**: “He answered as many as 15 questions in one minute.”

   – **和訳**: “彼は1分間に15問も答えた。”

   – **解説**: この場合は、一分間に答えた質問の数が多いことを強調しています。

 2. 比較の文脈で 

この用法では、二つの事象や量が同等であることを強調します。

1. **例文**: “He has as many friends as she does.”

   – **和訳**: “彼は彼女と同じくらいの友達がいる。”

   – **解説**: この例では、彼と彼女が同じ数の友達を持っていることを指しています。

2. **例文**: “The company produced as many as 1000 units this year.”

   – **和訳**: “その会社は今年、1000台ものユニットを生産した。”

   – **解説**: この場合は、会社が今年生産したユニットの数が多いと強調しています。

3. **例文**: “She has as many awards as her brother.”

   – **和訳**: “彼女は兄と同じくらいの賞を持っている。”

   – **解説**: この例では、彼女と彼女の兄が同じ数の賞を持っていることを強調しています。

3. 可能性や選択肢を示す

この用法では、ある範囲内での最大の数量または選択肢の数を示します。

1. **例文**: “You may face as many as 10 challenges.”

   – **和訳**: “あなたは最大で10個もの課題に直面するかもしれない。”

   – **解説**: 最大で10個の課題がある可能性を示しています。

2. **例文**: “There could be as many as five routes to the destination.”

   – **和訳**: “目的地には最大で5つのルートがあるかもしれない。”

   – **解説**: 最大で5つの異なるルートがある可能性があることを強調しています。

3. **例文**: “We might see as many as three eclipses this year.”

   – **和訳**: “今年は最大で3回もの日食が見られるかもしれない。”

   – **解説**: 最大で3回の日食が見られる可能性があることを指しています。

4. 条件節で

この場合は、興味や資格がある人々に対して何かを促す際に使います。

1. **例文**: “As many as can fit should board the bus.”

   – **和訳**: “乗れるだけの人はバスに乗るべきだ。”

   – **解説**: バスに乗ることが可能な人は全員乗るべきであるという意味です。

2. **例文**: “As many as want to participate should sign up.”

   – **和訳**: “参加したい人は多くても少なくても登録すべきだ。”

   – **解説**: 参加を希望する全ての人に登録を促しています。

3. **例文**: “As many as qualify can go to the next round.”

   – **和訳**: “資格を持つ人は多くても少なくても次のラウンドに進むことができる。”

   – **解説**: 資格を持つ全員が次のラウンドに進むことができると指しています。

 “as many as” の条件節での使い方の特徴

1. 条件の普遍性: この表現は条件を満たす「すべての」人々に対して言っている点が重要です。

2. 動詞の一致: “as many as” の後に続く動詞は、条件に応じて選ばれます。この動詞は基本形であることが多いです。

例文と解説

例文1. **As many as can fit should board the bus.**

   – 和訳: 乗れるだけの人はバスに乗るべきだ。

   – 解説: この文は、バスに乗るスペースがある限り、すべての人が乗るべきであると言っています。ここでは「can fit(乗れる)」という条件に焦点が当てられています。

– Subject (S): [Implicit “You” or “People”]

– Verb (V): should board

– Object (O): the bus

– Complement (C): [None]

– Modifier (M): As many as can fit

解説: 

– 主語は省略されていますが、一般には「you」または「people」が暗黙の主語です。

– “should board” は動詞フレーズです。

– “the bus” はその動詞の目的語です。

– “As many as can fit” は修飾語で、どれだけの人々がバスに乗るべきかを説明しています。

  

例文2. **As many as want to participate should sign up.**

   – 和訳: 参加したい人は多くても少なくても登録すべきだ。

   – 解説: 参加を希望する全ての人に対して、登録するようにという指示があります。”want to participate(参加したい)”というのがこの場合の条件です。

– Subject (S): [Implicit “You” or “People”]

– Verb (V): should sign up

– Object (O): [None]

– Complement (C): [None]

– Modifier (M): As many as want to participate

解説:

– 主語は暗黙で、通常「you」または「people」です。

– “should sign up” は動詞フレーズです。

– 目的語はありません。

– “As many as want to participate” は修飾語で、どれだけの人々が登録するべきかを説明しています。

  

例文3. **As many as qualify can go to the next round.**

   – 和訳: 資格を持つ人は多くても少なくても次のラウンドに進むことができる。

   – 解説: 資格を満たしているすべての人が次のラウンドに進む資格があると述べています。「qualify(資格を持つ)」がこのケースの条件です。

– Subject (S): [Implicit “You” or “People”]

– Verb (V): can go

– Object (O): to the next round

– Complement (C): [None]

– Modifier (M): As many as qualify

解説:

– 主語は暗黙で、通常は「you」または「people」です。

– “can go” は動詞フレーズです。

– “to the next round” はその動詞の目的語です。

– “As many as qualify” は修飾語で、どれだけの人々が次のラウンドに進むかを説明しています。

これらの文の “as many as” フレーズは、主語に影響を与える修飾語として機能しています。それは「どれだけの人々が~するべきか」を特定しています。

このような文脈で “as many as” を用いることで、条件を満たすすべての人に対する包括性と普遍性を強調できます。それがこの表現の力強さと特徴です。

 “as many as”  否定文の使い方 

この用法では、「as many as」の前に「not」を置くことで、数量がある基準に達していないことを強調します。

例文1: “Not as many as 20 students passed the exam.”

   – 和訳: “試験に合格した生徒は20人もいなかった。”

   – 解説: 合格した学生が20人にも達していないと強調しています。

例文2: “Not as many as 50 people showed up to the meeting.”

   – 和訳: “会議には50人も来なかった。”

   – 解説: 会議に参加した人数が50人にも達していないことを強調しています。

例文3: “He did not finish as many as 5 projects.”

   – 和訳: “彼は5プロジェクトも完成させなかった。”

 

以上で、一通りの解説を終わります。いやー、とんでもなく覚えることが多そうに見えますね。

いや、大したことはない!と思ってください!

「as many as」は文法的な理解が難しいと思われます。なので、この記事でいうと、サブタイトルのテーマと例文をしっかり理解していくと良いと思います。

お疲れ様でした!

 

 

 

Copyright © 2024 みんなの英語 All Rights Reserved.

PAGETOP