英文法

日東駒専の大学入試過去問 英語・英文法 非限定的な節と動詞

大学入試の過去問:日本大学:英語

 It is unsurprising that studies (      ) that rising carbon dioxide emissions are boosting plant life have attracted a lot of attention in recent years.

   find

   found

   finding

   will find

 

 

 

 

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<解答・解説>

【和訳】

二酸化炭素排出量の増加が植物の生命を促進しているという研究が近年多くの注目を集めているのは驚くことではない。

【着眼点】

この問題を解くための主要な着眼点は、非限定的な節と動詞の形を理解することです。この場合、”studies”の後の部分は非限定的な節であり、その節を形成するための適切な動詞の形を選ぶ必要があります。

【選択肢の分析】

-選択肢① “find”:(見つける):【不正解】:主語が”studies”で、非限定的な節の形成に不適切な形です。この選択肢は不正解です。

-選択肢② “found”:(見つけた):【不正解】:”found”は過去形であり、この非限定的な節の形成には不適切です。この選択肢は不正解です。

-選択肢③ “finding”:(見つけている):【正解】:”finding”は現在分詞形であり、”studies”と一緒に非限定的な節を形成します。この選択肢は正解です。

-選択肢④ “will find”:(見つけるでしょう):【不正解】:”will find”は未来形であり、この非限定的な節の形成には不適切です。この選択肢は不正解です。

【解説】

この問題の解答は、非限定的な節と動詞の形を理解することにより得られます。”studies”の後の部分は非限定的な節であり、その節を形成するための適切な動詞の形が必要です。この場合、現在分詞形の”finding”が非限定的な節を形成するのに適しています。

まず、「非限定的な節」について説明します。非限定的な節は、主節から独立した追加情報を提供する節です。それ自体で完全な意味を持ち、主節とはコンマで区切られます。非限定的な節を取り除いても、主節は文法的にも意味的にも完全なままです。

例文: “My brother, who works in a bank, is visiting us tomorrow.”

この例文では、「who works in a bank」は非限定的な節で、主節「My brother is visiting us tomorrow」から独立した追加情報を提供しています。

そして、設問の文について考えてみましょう。

「It is unsurprising that studies ( ) that rising carbon dioxide emissions are boosting plant life have attracted a lot of attention in recent years.」

この文における非限定的な節は “studies ( ) that rising carbon dioxide emissions are boosting plant life” で、これは主節 “It is unsurprising that […] have attracted a lot of attention in recent years.”に追加情報を提供しています。動詞の形が空欄になっているので、その空欄を正しく埋めることが問題の要求です。

選択肢の各動詞について考察します。

– 選択肢① “find”:(見つける):【不正解】非限定的な節には一般に動名詞や過去分詞が使われますが、ここでは現在形の動詞は不適切です。

– 選択肢② “found”:(見つけた):【不正解】”found”は過去形であり、非限定的な節には一般に現在形または動名詞・過去分詞が必要です。

– 選択肢③ “finding”:(見つけている):【正解】”finding”は現在分詞(動名詞)で、非限定的な節を形成するのに最も適しています。これにより、「二酸化炭素排出量の増加が植物の生命を促進しているということを見つけている研究が注目を集めている」という意味になります。

– 選択肢④ “will find”:(見つけるでしょう):【不正解】”will find”は未来形であり、これも非限定的な節の形成には不適切です。

したがって、非限定的な節と適切な動詞の形を理解することにより、選択肢③の “finding” が正解となります。

【解答】:③

 

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