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【大学入試の過去問】日東駒専 英語・英文法 否定の語法 問題・解答・超解説

【大学入試の過去問】日東駒専 英語・英文法 否定の語法 問題・解答・超解説

日本大学・日大の過去問

choose the best word or phrase (①-④) to fill in the blank.

 

We were told (      ) anything about the plans for next year.

 

①  almost              ②  hardly              ③  nearly               ④  probably

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

<解答・解説>

 

【和訳】

私たちは来年の計画についてほとんど何も教えられなかった。

 

【着眼点】

この問題では、文の意味と共に「hardly」の使い方に着目する必要があります。この文では「hardly」が「ほとんど~ない」という意味で使われており、このニュアンスが解答の鍵となります。

 

【問題を解くのに必要な知識】

– 「hardly」の意味と用法の理解

 

「hardly」は英語の副詞で、「ほとんど~ない」という意味を表します。

この単語は、否定の意味を強調するために使います。以下は、その用法と例文です。

・例文): He hardly works.(彼はほとんど働かない。)

・例文): I can hardly see anything in this darkness.(この暗闇ではほとんど何も見えない。)

 

– 否定的な文脈への感覚

 

<否定の副詞表現:関連知識>

「hardly」と同じく「ほとんど~ない」という意味を表す他の副詞や表現が英語にはあります。以下はその一部です。

 

• scarcely:

 ・例文): I could scarcely believe my eyes.(私の目を信じることがほとんどできなかった。)

• barely:

 ・例文):  She barely passed the test.(彼女はテストにほとんど合格しなかった。)

• rarely:

 ・例文): He rarely goes to the gym.(彼はほとんどジムに行かない。)

• seldom:

 ・例文): We seldom eat out.(私たちはほとんど外食しない。)

 

これらの副詞は、いずれもある事柄が滅多に起こらない、またはほとんど存在しないことを強調するのに使用されます。

文脈によって、これらの単語のいずれかが最も適切な選択肢となることがあります。

 

 

【選択肢の分析】

-選択肢A:almost(意味:ほとんど):【不正解】:この文脈では、否定の意味が求められるため不適切。

(例文)I almost finished my homework.(私はほとんど宿題を終えた。)

 

-選択肢B:hardly(意味:ほとんど~ない):【正解】:文脈と意味に合い、否定のニュアンスを表現するのに適切。

(例文)I hardly know him.(私は彼をほとんど知らない。)

 

-選択肢C:nearly(意味:ほぼ):【不正解】:否定の意味を持たず、文脈に合わない。

(例文)I nearly missed the train.(私はほぼ列車に乗り遅れた。)

 

-選択肢D:probably(意味:おそらく):【不正解】:文脈に合わない。

(例文)It will probably rain today.(今日はおそらく雨が降るだろう。)

 

【解説】

この問題では、否定の文脈を正しく理解することが重要です。文の内容から、計画についてほとんど何も告げられなかったことが伝えられているため、否定的な意味を持つ「hardly」が正解となります。

 

問題文「We were told (      ) anything about the plans for next year.」における否定の意味・ニュアンスの根拠を以下に具体的に記述します。

 

1. 文の構造: 「We were told」の後に続く空欄と「anything」の組み合わせが、特定の否定表現を暗示しています。英語では、否定文で「anything」を使うことが一般的です。例:I didn’t see anything.(何も見なかった)

 

2. 選択肢の分析: 選択肢の中に「hardly」という否定的な意味を持つ単語があります。この単語が正解である理由を考察するには、文の全体の意味を理解する必要があります。

 

3. 文脈の理解: 問題文はおそらく、計画についてほとんど何も知らされなかったという状況を示していると推測できます。何も知らされなかったということは、知らされた情報がほとんどない、という否定的な文脈を形成しています。

 

4. 常識と論理的思考: 一般的には、来年の計画について何も知らされない場合、それは計画が秘密にされているか、またはまだ確定していないなど、否定的な状況を暗示することが多いです。

 

以上の点から、この文では否定的な意味が求められていると分かります。したがって、否定的な意味を持つ「hardly」が正解であると考えられます。

 

【解答】:②:hardly

 

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