最難関レベルの英単語をマスターしたい。そう考えている受験生は非常に多いことでしょう。
実際、旧帝大と東京一工の間には大きな違いがありますし、MARCHと早慶上智の間にも大きな差があります。
いわゆる”最難関大”と言われる大学の問題はどれも非常に難しく、その1つ前のレベルとは対策方法が大きく異なってしまうという現実があります。
旧帝大やMARCHのレベルでは求められなかった難解単語や、長文問題に対する背景知識など、最難関大の合格にはたくさんのモノが要求されてきます。
今回紹介する『リンガメタリカ』は、そういった最難関大受験者の悩みを解決するような単語帳になっています。難解単語はもちろんのこと、医療や社会科学的な長文問題の背景知識なども蓄えることができる単語帳になっています。
ジャンルによって長文問題の得点が左右されてしまうような受験生にはぴったりの単語帳でしょう。
では早速、『リンガメタリカ』の評価と使い方について徹底解説していきたいと思います。
1.『リンダメタリカ』基本情報
- 単行本(ソフトカバー): 392ページ
- 出版社: Z会; 改訂版 (2006/7/1)
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 4860663446
- ISBN-13: 978-4860663445
- 発売日: 2006/7/1
- 商品パッケージの寸法: 18 x 13 x 1.4 cm
ジャンル:英単語帳
難易度:最難関大レベル
到達目標:最難関大の英語で合格点
必要期間:2ヶ月
用途:最難関大レベルの単語力、読解力、背景知識の習得
対象者:最難関大志望者
2.『リンガメタリカ』に掲載の文章の難易度は
掲載文章の出典を見てみると中堅の国立大学や下位の私立大学です。
皆さん、文章が難しいと感じるかもしれませんが、このレベルの文章は出ると考えて勉強しておいた方が良いと思います。
この難しさは英文自体というよりも、内容が専門的なため、言っている意味がわからないという感じのようです。
人によっては、始めの方にあるテーマの解説自体がわからないようです。
これは現代文的な国語力や社会常識的なものも含まれるかもしれません。
3.『リンガメタリカ』の使い方
「リンガメタリカ」は単語帳になっていますが、単語を覚えるというよりも、長文で頻出のテーマ別により詳しくなる、内容を素早く理解して長文を速く読めるようになる練習、「速読」の教材として、より優れた参考書です。
受験イメージですが、この長文を見た時に、ここに掲載されているテーマと内容を頭に思い浮かべて、こんな起承転結で結ばれるかな?ぐらいになっているとよいでしょう。
4.『リンガメタリカ』はMARCHに必要か
MARCHレベルでは必ずしも必要ではないでしょう。
MARCHレベルの単語の攻略であれば、システム英単語の3章までを完璧にした方が早いと思われます。
5.『リンガメタリカ』のCD 【長文速読用】
- CD
- 出版社: Z会 (2006/7/1)
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 4860663454
- ISBN-13: 978-4860663452
- 発売日: 2006/7/1
『話題別英単語 リンガメタリカ[改訂版]』(別売)に掲載のフレーズ、英文本文を収録。長文をまるごと収録してあるので、リスニング対策としても利用できます。1分間150words程度のナチュラル・スピード、米語音で収録。
CD収録内容
Disk1:第1章~第3章(約60分)/Disk2:第4章~第6章(約50分)/Disk3:第7章~第9章(約46分)/Disk4:第10章,第11章(約28分)