英文法

「the 比較級, the 比較級」を本質から2分で覚える(頻出)問題あり

the 比較級, the 比較級

 

この記事は2分で読んで覚えましょう!

 

「〜すればするほど・・・」、高校の英語を学習する人であれば必ず耳にしたことのある言葉ですね。

 

この表現はテストや入試において出題頻度が非常に高い表現です。

 

この記事を読んで、「すればするほど」に関係する問題だけは”確実に”、”

すぐに”解けるようになりましょう。

 

では早速、表現を確認していきます。

 

 

the 比較級, the 比較級:~すればするほど

この表現をマスターしてしまえば、今日の学習は終わりです。

 

すべて例題を用いながら説明していきます。

 

ex) The more you look at the picture, the more attractive it looks.
訳)その写真(絵)は、見ればみるほど魅力的に見える。

 

前に置かれている「the 比較級」が従属節になり、後ろに置かれている「the 比較級」が主節になっています。

また、今回の例文においては主節の訳し方が大事になります。

この例文の主節は主語が無生物になっています。

つまり、無生物主語の文として訳すことが問われている場合があります。

今回であれば、写真(絵)を見るという動作を行う主体は「you」ですので、「you」が主語になるように和訳することが望ましいでしょう。

 

 

では、次の例文に行きます。

 

ex) The faster you run, the earlier you get to the destination.
※destination:目的地
訳)君が速く走れば走るほど、目的地に早く着くことができます。

 

再度書いておきますが、前の「the 比較級」は従属節、後ろに置かれている「the 比較級」は主節になっているので和訳を間違えないようにしてください。

 

「従属節の動作をすればするほど、主節の動作が起こる」ということを表すのがこの構文です。

 

テストや入試問題の作成者は、この意味をどれだけ把握しているかということを問うために問題を作成しています。

この意味が採点者に伝わるように忠実に訳してくださいね。

 

 

では最後にもう1つ例文を確認してから確認問題に移ります。

 

ex) The more you eat, the more you gain weight.
訳)食べれば食べるほど、体重が増えます。

 

「食べる」という動作を行えば行うほど、「太る」という動作が起こるということを示しているのがこの例文です。

言わずもがな、従属節は前の「the 比較級」、主節は後ろの「the 比較級」です。

 

さぁ、ある程度理解できたと思うので最後に問題を解いて確認しましょう。

 

 

確認問題

次の英文を和訳しなさい。

 

1.The harder you study, the smarter you will be.

 

2. The more you buy something, the more money you spend.

 

3. The younger you are, the more you are loved by everyone.

 

 

解答&解説

1.勉強すればするほど、頭が良くなる。

「勉強する」という動作をすればするほど、「頭が良くなる」ということが起こることを表しています。

従属節と主節を分けて訳して、その後に2つの文が自然にくっつくように和訳してみるのも良いでしょう。

 

 

2.物を買えば買うほど、お金がなくなる。

「物を買う」という動作を行えば行うほど、「お金が無くなる」という状況が起こります。

 

3.若ければ若いほど、みんなにかわいがってもらえる。

「より若くなる」という動作が起こるほど、「かわいがってもらう」という動作が起こるということが起こるわけです。

 

以上、「the 比較級, the 比較級(~すればするほど)」の解説でした。

 

the more the more 構文・文法

ここまで紹介してきた the 比較級 the 比較級 の中で、特に重要な絶対に知らないといけない構文があります。

1.The more beautiful an  accessory  is , the more they want it.

そのアクセサリーが美しければ美しいほど、それを欲しくなる。

【注意事項】

この「the 比較級〜, the 比較級・・・(~すればするほど・・・)」を構文としてただのイディオムとしてではなく、構文も正確に捉えておきましょう。

つまり、the 比較級 の後には、構文として、どのような節・品詞が来るか瞬間に出てきますか?

答えは、S(主語)がきます。

ここは構文として頭に入れておいた方が良さそうです。そうすると、

the+比較級+SV・・・ , the+比較級+SV~

という構文になります。

今までの例文を構文の観点で見てみると、確かにそうなっていますね。

整序問題の並べ替えなどで出てきた時、この語順を間違えないようにするために、イディオムというよりも構文として文型の形自体を覚えてしまいましょう。

 

 

まだ比較級の基礎知識がないという方は、比較級の基礎知識のまとめ記事も読んでみてください。

 

比較級 英語 記事のまとめ

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