英文法

日本大学(日大)の過去問 英語、問題・解答・解説、問題を解く思考プロセスまで

大学入試の過去問

日大の文法問題は基礎的な文法の知識を問う良い問題が多いです。

この手の問題は必ず得点できるようにしておきましょう。

英文法のオススメの参考書

・大岩の一番はじめの英文法 超基礎編

・関先生のポラリスシリーズ(2までで充分です。)or 学校でよく配られる分厚い〆の一冊(ビンテージやネクステなど)

※ポラリスの1で、大岩で学んだことをしっかりアウトプットできているかをチェックする。

大岩にはないジャンルの穴埋めをする。

というのが基本戦略だと思われます。

※ビンテージやネクステは時間に余裕があれば。

 

 

日本大学(日大)の過去問 英語・文法

 

 Green tea improves memory and reaction time and is said to help protect against Alzheimer’s and Parkinson’s diseases, (      ) numerous studies have found to be true.

   which

   by which

   to which

   from which

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

<解答・解説>

【和訳】

緑茶は記憶力と反応時間を改善し、アルツハイマー病やパーキンソン病から保護するのに役立つと言われており、そのことは多くの研究で真実であると見つけられました。

【着眼点】

この問題を解くための主な着眼点は以下の通りです:

– 関係代名詞の理解:英語では、関係代名詞は前の文の内容と次の文の内容をつなげる役割を果たします。この場合、「which」、「by which」、「to which」、「from which」の使い方を理解することが求められます。

– 前後の文の関連性:関係代名詞は前後の文の内容をつなげる役割がありますが、それぞれの関係代名詞が持つ意味と文脈によって適切なものが異なります。

【選択肢の分析】

– 選択肢① “which”:関係代名詞としての「which」は、一つの完全な節や句を参照し、それに対する説明や追加情報を提供します。【不正解】:【正解】:この問題では、「which」は「緑茶が記憶力と反応時間を改善し、アルツハイマー病やパーキンソン病から保護するのに役立つ」という全体の情報を参照し、それが多くの研究によって真実とされているという追加情報を提供します。

    – (例文):She cooked dinner, which everyone loved.(彼女が夕食を作った、それは皆が愛した。)

– 選択肢② “by which”:「by which」は手段、方法、原因などを示す関係副詞のフレーズで、「〜によって」の意味を持ちます。【不正解】:この問題では、原因や方法を示すのには不適切です。なぜなら、「多くの研究」は緑茶の効果を調査した結果、それが真実であると判断したものであり、「緑茶の効果」が「多くの研究」によって生じたわけではないからです。

    – (例文):This is the rule by which we operate.(これは私たちが活動するためのルールです。)

– 選択肢③ “to which”:「to which」は先行する名詞に対する関係を示すのに使われます。「〜に対して」という意味があります。【不正解】:この問題では不適切で、なぜならこの表現は通常、先行する名詞への関連性を示すものであり、「緑茶の効果」が「多くの研究」に対して何かを示しているわけではないからです。

    – (例文):He is the only person to which I told the secret.(彼は、私が秘密を話した唯一の人です。)

– 選択肢④ “from which”:「from which」は「~から」という意味で、起源や出所を示します。【不正解】:この文ではそのような意味合いは不適切です。なぜなら、この問題では、「多くの研究」が「緑茶の効果」から起源を持っているわけではないからです。

    – (例文):This is the town from which I come.(これは私が来た町です。)

【解説】:

この問題は関係代名詞の使用に関する問題です。選択肢の中で「which」が最も適切です。これは「which」が前の文全体の内容(緑茶が記憶力と反応時間を改善し、アルツハイマー病やパーキンソン病から保護するのに役立つという主張)を参照し、それが多くの研究によって真実であると証明されたという後続の文の内容とつなげているためです。

【解答】:① “which”

 

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日本大学・日大の英語の過去問 仮定法の問題・解答・超詳しい解説 1

すぐに解けるか!?日本大学・日大の英語の過去問題を解いてみよう!!!

自分で選んだ答えは、なぜその答えにしたのかを必ず覚えておいて、選択肢の分析をじっくり読んで確認してください!

 

空所(  )を埋めるのに最も適切なものを,下の1~4からそれぞれ1つずつ選びなさい。

 

It is about time my husband (  ) back from work.

1.comes

2.came

3.will come

4.is coming

 

 

 

ーーーーー

<解答・解説>

 

【和訳】:夫が仕事から帰ってくる時刻だ。

 

【着眼点】:この問題の重要な部分は、”It is about time”という特定の表現です。この表現は、「そろそろ~するべき時だ」という意味を持っています。しかし、このフレーズが使用される際の特別な文法規則があり、それがこの問題の鍵となります。

 

1. “It is about time”の後には仮定法の過去形がくる: この構文では、実際にはまだ起こっていないが、そろそろ起こるべきであるという事柄に対して使用されます。このため、仮定法の過去形を用います。

 

2. 仮定法の過去形の理解: 仮定法の過去形は、現実には存在しない仮想の状況を表すために使用されます。この場合、その仮想の状況は「夫がもう帰宅するべき時間である」というものです。この文法構造に合致するのは選択肢Bの”came”だけです。

 

3. 他の選択肢の分析: この文の文脈では、現在形、未来形、進行形などの他の動詞の形は不適切です。なぜなら、この特定の表現が求めているのは、まだ起こっていないが、起こるべきであるというニュアンスを表現することであり、それは仮定法の過去形によってのみ達成されるからです。

 

より具体的な解説として、以下のポイントを理解すると良いでしょう:

– “It is about time”というフレーズは特定の文法規則を持っている。

– この文法規則により、通常の過去形ではなく、仮定法の過去形を使用する。

– 仮定法の過去形は、現実とは異なる仮想の状況を表現する際に使用される。

 

このような考察に基づき、正解は選択肢Bの”came”であると確認できます。

 

【問題を解くのに必要な知識】:

– “It is about time”の意味と使い方の理解

  – 例文:It’s about time you cleaned your room.(そろそろ部屋を掃除したほうがいいよ。)

– 仮定法の過去形についての理解

  – 例文:If I were you, I would go there.(もし私があなたなら、そこへ行くだろう。)

 

【選択肢の分析】

-選択肢A:選択肢:comes(来る):【不正解】:現在形であり、”It is about time”の後には仮定法の過去形が必要。

  – 例文:My husband comes home at 6.(夫は6時に帰ってくる。)

 

-選択肢B:選択肢:came(来た):【正解】:”It is about time”の後に適切に仮定法の過去形を用いている。

  – 例文:It’s about time he came home.(そろそろ彼が帰宅する時間だ。)

 

-選択肢C:選択肢:will come(来るだろう):【不正解】:未来形はこの文脈では不適切。

  – 例文:He will come home soon.(彼はすぐに帰宅するだろう。)

 

-選択肢D:選択肢:is coming(来ている):【不正解】:進行形もこの文脈には不適切。

  – 例文:He is coming home now.(彼は今帰宅しているところだ。)

 

【解説】:

この問題では、”It is about time”という表現の後に適切な動詞の形を選ぶ必要があります。この表現の後には、通常仮定法の過去形が来るため、正解は”came”です。

 

【解答】:2

 

 

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日本大学・日大の英語の過去問 有名なイディオムの問題・解答・超詳しい解説1

日本大学・日大の英語の過去問 問題・解答・超詳しい解説 1

すぐに解けるか!?日本大学・日大の英語の過去問で文法問題を解いてみよう!!!

自分で選んだ答えは、なぜその答えにしたのかを必ず覚えておいて、選択肢の分析をじっくり読んで確認してください!

 

空所(  )を埋めるのに最も適切なものを,下の1~4からそれぞれ1つずつ選びなさい。

 

It was not (  ) John went away that Mary noticed his tenderness.

1.until

2.for

3.by

4.with

 

 

 

ーーーーー

<解答・解説>

 

【和訳】

ジョンが去ってからでなければ、メアリーは彼の優しさに気づかなかった。

 

【着眼点】:

この問題で特に重要なのは、”not … until”という表現の理解です。この表現は、「…して初めて」という意味を表し、文脈から「ジョンが去る」という行動が起きるまでメアリーは何かに気づかなかった、という意味を理解するのが重要です。

 

【問題を解くのに必要な知識】:

1. “not … until”の構文: この構文は、「…して初めて」あるいは「…するまで…ない」という意味を持つ。例:”I did not realize it until you told me.”(あなたが教えてくれるまで気づかなかった)

 

2. 選択肢の意味の理解: 各選択肢の意味を理解し、文の文脈にどうフィットするのかを分析する。

 

【選択肢の分析】

-選択肢A:選択肢:”until”(意味:~まで):【正解】:この文脈では、「ジョンが去るまで」という意味になり、正しい。

(例文)He didn’t sleep until midnight.(彼は真夜中まで眠らなかった)

 

-選択肢B:選択肢:”for”(意味:~の間):【不正解】:この文脈では、時間の間隔を表すとしても適合しない。

(例文)He studied for two hours.(彼は2時間勉強した)

 

-選択肢C:選択肢:”by”(意味:~までに):【不正解】:この文脈では、「~までに」という意味が合わない。

(例文)She will arrive by 5 o’clock.(彼女は5時までに到着する)

 

-選択肢D:選択肢:”with”(意味:~と共に):【不正解】:この文脈では、「~と共に」という意味が合わない。

(例文)He came with his friend.(彼は友達と一緒に来た)

 

【解説】:

文の構造と文脈から、メアリーがジョンの優しさに気づくのはジョンが去った後であるという事実に注目すれば、”not … until”という表現が最も適切であると理解できます。この理解に基づき、正しい選択肢は”until”です。

 

【解答】:1(until)

 

 

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日本大学・日大の英語の過去問 動詞の用法の問題・解答・超詳しい解説 1

実際の日本大学・日大の英語の過去問に触れて、知識をチェックしてみよう!!!

自分で選んだ答えは、なぜその答えにしたのかを必ず覚えておいて、選択肢の分析をじっくり読んで確認してください!

 

空所(  )を埋めるのに最も適切なものを,下の1~4からそれぞれ1つずつ選びなさい。

 

How long did it take for the book (  )?

1.to write

2.to be written

3.to writing

4.to be writing

 

 

 

ーーーーー

<解答・解説>

 

【和訳】

その本が(書かれるのに)どれくらい時間がかかったのですか?

 

【着眼点】:

この問題では、受動態の文法構造と、「take」の「~のためにどれくらい時間がかかる」の意味を理解する必要があります。ここでの着眼点は、主語「the book」が動作の受け手であるため、受動態である必要があるという点です。

 

【問題を解くのに必要な知識】:

– 受動態の理解:主語が動作の受け手である構造。

  – 例文:The letter was written by John.(手紙はジョンによって書かれた。)

– 「take」の時間を要するという意味の理解。

  – 例文:It takes two hours to bake the cake.(そのケーキを焼くのに2時間かかる。)

 

【選択肢の分析】

-選択肢A:選択肢:to write(書くために):【不正解】:主語が動作の受け手であるため、能動態の形式は文脈に合わない。

  – 例文:I want to write a letter.(手紙を書きたい。)

 

-選択肢B:選択肢:to be written(書かれるために):【正解】:受動態の形式がこの文に合致する。

  – 例文:The report is to be written by Friday.(レポートは金曜日までに書かれなければならない。)

 

-選択肢C:選択肢:to writing(書くために):【不正解】:文法的に不適切な形式。

  – 例文:なし。

 

-選択肢D:選択肢:to be writing(書いているところであるために):【不正解】:進行形の受動態はこの文脈に合わない。

  – 例文:The novel is being written by the famous author.(その小説は有名な作家によって書かれているところだ。)

 

【解説】:

この問題の主語は「the book」であり、本が動作の受け手であるため、受動態が必要です。したがって、受動態の形式「to be written」が正しい選択肢です。

 

【解答】:2

 

 

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