英文法

日本大学(日大) 英語の過去問<文法問題:厳選12題>超解説付き

日本大学(日大)の過去問 英語、文法問題抜粋 正解・不正解の超解説付き

日本大学の過去問より英語の文法問題をPICK UPしました。基礎力を問う問題が多いです。

問題を解いたら、答え合わせだけではなく、解説をよく読んで、なぜ【正解】・【不正解】なのかを必ず理解して、問題を解くのに必要な知識などを必ず覚えましょう!

そのような良い勉強を続けていくと、日大の過去問では、8.5割(得点率:85%))以上の得点力をつけることができるようになります。

問題そのものは日大の過去問を順不同に学部も関係なく取り上げています。そのため、問題の難易度に差がある場合があります。

また、手入力で作成しているため、入力ミスなどがある場合があります。予めご了承ください。

このページの使い方:日本大学(日大)の英語の文法問題はこのページだけで終わらせましょう!理想ですが!そのために、不正解の選択肢がなぜそうなるのかまで、しっかり確認して欲しいです。また、意味を知らなかった選択肢の単語・熟語はすべて覚えて欲しいです。

大学入試には格言があります。「同じ問題は出ないけど、似たような問題は出る!」です。これは日大でも一緒です。

 

日本大学(日大) 英語の過去問:問題1 解答・解説付き

下線部の意味に最も近い意味の語(句)をそれぞれ1~4より一つ選び,その番号で答えなさい。

 He takes after his father in the way he speaks.

1  inclines

2  resembles

3  intimates

4  impose

 

 

―――――――――

<解答・解説>

【コメント】

英語、動詞の語法・言い換えの問題

【和訳】

彼は話し方で父親に似ている。

【着眼点】

この文では、「takes after his father」というフレーズが重要なポイントとなります。「take after」は一般的に「(親などに)似ている」という意味で用いられます。

【問題を解くのに必要な知識】

– 熟語の理解: 「take after」は英語のフレーズで、その意味を理解することが問題解決に重要です。「take after」は「(親などに)似ている」という意味を持ちます。

– 選択肢の理解: 各選択肢が何を意味し、それが「take after」というフレーズとどのように関連しているかを理解することが必要です。

【選択肢の分析】

– 選択肢1: inclines(傾向がある):【不正解】:「傾向がある」という意味は「親などに似ている」という意味と一致しません。

(例文)He inclines to be quiet.(彼は静かな傾向がある。)

– 選択肢2: resembles(似ている):【正解】:「似ている」は「親などに似ている」という意味と一致し、文脈に最も適しています。

(例文)She resembles her mother.(彼女は母親に似ている。)

– 選択肢3: intimates(暗に示す):【不正解】:「暗に示す」という意味は「親などに似ている」という意味と一致しません。

(例文)He intimated that he was tired.(彼は疲れていることを暗に示した。)

– 選択肢4: impose(強制する):【不正解】:「強制する」は「親などに似ている」という意味とは一致しません。

(例文)Don’t impose your ideas on me.(あなたの考えを私に押し付けないで。)

【解説】

この問題では、「takes after his father」というフレーズの意味を理解することが求められています。「take after」が「(親などに)似ている」という意味であることを理解すれば、「似ている」を意味する選択肢2「resembles」が正解であることがわかります。

【解答】:2. resembles

 

 

日本大学(日大)英語の過去問:問題2 解答・解説付き

問題2: I could hear the living room (      ) when I arrived home.

1  has been cleaning

2  being cleaned

3  had cleaned

4  has been being cleaned

 

 

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<解答・解説>

【コメント】

【超頻出】日本大学の過去問 英語、文法 知覚動詞<解答・超超解説>

日本大学(日大)の過去問 英語 知覚動詞の応用

日大に限らず、知覚動詞の用法が理解できているかと問う問題はめちゃくちゃ出ます!

長文読解でも最初の設問の語法の選択問題でよく出ます!

法政でも出ていました。動詞もhearでした。。。

【和訳】

私が家に到着したとき、リビングルームが( )されているのが聞こえた。

【着眼点】:この問題では、「hear」の後に来る動詞の形と、文の時制、文脈から正しい選択肢を見極める必要がある。

【問題を解くのに必要な知識】:

– 感覚動詞「hear」の後に来る動詞の形:「hear」の後には動詞の原形または-ing形がくることが多い。

– 受動態の理解:リビングルームがクリーニングされる状況から、受動態が必要であることの理解。

【選択肢の分析】

-選択肢1:has been cleaning(意味:クリーニングされてきた):【不正解】:受動態ではないため、文脈に合わない。

-選択肢2:being cleaned(意味:クリーニングされている):【正解】:受動態の進行形で文脈に合致。

(例文)The room is being cleaned by the maid.(部屋はメイドに掃除されている)

-選択肢3:had cleaned(意味:クリーニングされていた):【不正解】:受動態ではなく、過去完了形は文脈に合わない。

-選択肢4:has been being cleaned(意味:クリーニングされつつあった):【不正解】:文法構造が冗長で自然ではない。

【解説】:この問題の解答を導くための着眼点は、感覚動詞「hear」の後に来る動詞形と受動態の理解です。選択肢2の「being cleaned」は、受動態の進行形で文脈に合致するため、正解となります。

【解答】:2

 

 

日本大学(日大)英語の過去問:問題3 解答・解説付き

問題3: He said, “I bought this computer last week.”

≒He said that (      ).

1  he bought this computer last week

2  he bought that computer the week before

3  he had bought this computer last week

4  he had bought that computer the week before

 

 

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<解答・解説>

【コメント】

この手の話法の言い換えの問題はパターン化されています。まとめて覚えてしまいましょう!どこを直すべきなのかを【選択肢の分析】の不正解の理由もよく読むと、非常に理解しやすいかと思われます。

【和訳】

彼は言った、「私は先週このコンピューターを買った。」≒ 彼は( )と言った。

【着眼点】:この問題の焦点は、直接話法から間接話法への変換で、時制の変化、代名詞の変化、時間表現の変化などが要求されます。

【問題を解くのに必要な知識】:

– 直接話法から間接話法への変換:話者が引用された話を再話する形になるため、以下の点が変化することがある。

  – 時制の変化:例えば、現在形が過去形に、過去形が過去完了形に変わる。

  – 代名詞の変化:例えば、「this」が「that」に変わる。

  – 場所や時間を示す語句の変化:例えば、「today」が「that day」に、「now」が「then」に、「last week」が「the week before」に変わる。

【選択肢の分析】

– 選択肢1:he bought this computer last week:【不正解】:時制、代名詞、時間表現のいずれも変化していない。

– 選択肢2:he bought that computer the week before:【不正解】:時制が変化していない。代名詞と時間表現は適切に変化している。

– 選択肢3:he had bought this computer last week:【不正解】:時制は適切だが、代名詞と時間表現が変化していない。

– 選択肢4:he had bought that computer the week before:【正解】:この選択肢は、時制を過去完了形に変更し、代名詞を「this」から「that」に、時間表現を「last week」から「the week before」に適切に変更している。

【解説】:直接話法から間接話法に変換する際には、話し手の視点の変化により、時制、代名詞、場所や時間を示す語句が変化することが一般的です。この問題では、過去形から過去完了形への時制の変化、そして代名詞と時間表現の変化に特に注意が必要でした。

【解答】:4

 

 

日本大学(日大)英語の過去問:問題4 解答・解説付き

問題4:  I couldn’t get to sleep because of Juan (      ) around upstairs.

1  bang

2  banged

3  to bang

4  banging

 

 

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<解答・解説> 

【コメント】

本問題は、イディオム・動名詞・文法的な用法の知識を問う問題です。

【和訳】

私はジュアンが上階で(      )しているせいで眠ることができなかった。

【着眼点】:この問題では、”because of”に続く適切な形を見極める必要があります。具体的には、”because of”に続く動詞の形が何であるべきかを考えるため、文法の理解が重要となります。

【問題を解くのに必要な知識】:

– 動名詞(-ing形)の使用法:進行中の動作を示す場合に使用される。

– 「because of」の使い方:「〜のせいで」、「〜が理由で」といった意味で、名詞句または動名詞を伴うことが一般的です。

【選択肢の分析】

  1. 「bang」(バンという音を立てる):【不正解】:動詞の基本形で、この文では文法的に不適切です。
  2. 「banged」(バンという音を立てた):【不正解】:動詞の過去形で、「Juan banged around upstairs」は文として成り立ちますが、”because of”の後に必要な動名詞形ではないため、この選択肢も不適切です。
  3. 「to bang」(バンという音を立てる):【不正解】:不定詞形で、この文の文脈には合いません。
  4. 「banging」(バンという音を立てる):【正解】:動名詞の形で、”because of”の後に来るのが適切。この選択肢は「Juanが上階で騒いでいたせいで」という意味になり、文の文脈に適切です。

【解説】:この問題では、「because of」に続く動作を表すために動名詞形を選ぶ必要があり、そのため、選択肢4「banging」が正解となります。動詞のing形(動名詞)を選ぶことで、継続的な動作としてJuanが上階でうるさく騒いでいた様子を適切に表現することができます。

【解答】:4【banging】

 

 

日本大学(日大)英語の過去問:問題5 解答・解説付き

問題5: A couple of them chose vanilla ice cream but (      ) seemed to prefer raspberry.

1  most

2  almost

3  much

4  large

 

 

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<解答・解説>

【コメント】

日本大学(日大)の過去問 英語 代名詞・副詞の問題

 簡単な様で、実際に簡単なら良いですが、、、。

すぐに解けるでしょうか?

もう定番中の定番の問題です!

しっかりとそれぞれの選択肢の意味・文法的な用法を理解する必要があります。

本文はかなり詳しい解説を入れました。読むだけで覚えてください!笑

【和訳】

彼らのうちの数人はバニラのアイスクリームを選んだが、(      )はラズベリーを好むようだった。

【着眼点】:代名詞・副詞の意味と文脈に応じた使用

– この文では、一部の人々がバニラを選んだ後の残りの大部分について述べる適切な単語を選ぶ必要があります。

【問題を解くのに必要な知識】

– 代名詞・副詞の理解

– 文脈からの推測

### 1. most

– **意味**: 「大部分」または「ほとんど」

– **文脈の解釈**: 「A couple of them chose vanilla ice cream」は数人がバニラを選んだと言っているので、残りの多くがラズベリーを選んだと言いたい場合に「most」が適しています。

– **使用例**: 「Most of the students passed the exam」(生徒のほとんどが試験に合格した)

### 2. almost

– **意味**: 「ほとんど」、「ほぼ全体」

– **文脈の解釈**: 「Almost」は数量ではなく程度を強調するために使用されます。したがって、「彼らのほぼ全体」という意味にはならず、この文脈では不適切です。

– **使用例**: 「I have almost finished my homework」(宿題がほぼ終わった)

### 3. much

– **意味**: 「たくさん」、「非常に」など

– **文脈の解釈**: 「Much」は通常、不可算名詞または比較級とともに使われる副詞です。この文脈では人々の数量を指しているので、「much」は適切ではありません。

– **使用例**: 「I don’t have much time」(時間があまりない)

### 4. large

– **意味**: 「大きい」、「広い」

– **文脈の解釈**: 「Large」は通常、物のサイズを説明する形容詞として使用されます。人々の一部という文脈においては、数量や比率を示す言葉としては適切ではありません。

– **使用例**: 「He has a large collection of stamps」(彼は大きな切手のコレクションを持っている)

この問題の正しい解答は「most」であり、それは文脈に適切に適合し、バニラを選んだ人々の残りの「大部分」がラズベリーを好んでいるという意味を正確に伝えています。他の選択肢は、この特定の文脈での意味や用法と合致していないため、不適切です。

【選択肢の分析】

-選択肢1:most(意味:大部分):【正解】:バニラを選んだ「数人」に対して、残りの大部分がラズベリーを好んだという文脈に合致する。

-選択肢2:almost(意味:ほとんど):【不正解】:この文脈では人々の「ほとんど」という意味ではなく、「大部分」という意味が求められる。

-選択肢3:much(意味:たくさん):【不正解】:この選択肢は文脈的に不適切で、数量を表すのには使われない。

-選択肢4:large(意味:大きい):【不正解】:この文脈での「大きい」は意味を成さず、数量を表現するのには適切ではない。

【解説】

この問題は代名詞・副詞の使用と文脈の理解に基づいています。選択肢1の「most」は、「彼らのうちの大部分」という意味で、文の意味と文脈に適切に合う唯一の選択肢です。残りの選択肢はこの文脈での数量や比率を正確に表現するのに適していないため、不正解となります。

【解答】:1 most

 

 

日本大学(日大)英語の過去問:問題6 解答・解説付き

問題6: Ms. Baker will return home from her business trip to London (      ) a week.

1  by

2  over

3  in

4  until

 

 

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<解答・解説>

【コメント】

このような前置詞の使い方を問う問題は、早稲田でも慶應でもGMARCHでも日東駒専でも大東亜帝国でも出ます!

その答えとなる前置詞が正解の理由をきちんと答えらえるようにしておきましょう!

例えば、その後の名詞がポイントなのか、動詞と前置詞の組み合わせで決まるのか、などです。

【和訳】

ベーカーさんはロンドンの出張から1週間後に帰宅します。

【着眼点】:この文は、Ms. Bakerがロンドンの出張から帰宅するタイミングについて述べています。

空欄に入るべき前置詞は、帰宅する時期を具体的に示すものでなければなりません。

【問題を解くのに必要な知識】:

・「by」の使い方:この前置詞は、「by the end of the day」のように、指定された時間までに何かが完了することを示します。

しかし、この文では具体的な期間が求められるため、この選択肢は不適切です。

・「over」の使い方:この前置詞は、「over the weekend」のように、ある期間にわたって何かが起こることを表します。

この文では期間ではなく、特定の時点を指す必要があるので、この選択肢も不適切です。

・「in」の使い方:この前置詞は、「in three days」のように、現在から未来の特定の時点までの期間を示すのに使います。

この選択肢は、現在から1週間後に帰宅するという意味になるため、この文脈で適切です。

・「until」の使い方:この前置詞は、「until midnight」のように、ある時点まで何かが続くことを表します。

この文では、特定の時点を指す代わりに期間を示すため、この選択肢は不適切です。

【選択肢の分析】

-選択肢1:by(意味:~までに):【不正解】:この文脈では、帰宅する正確な時期ではなく、期間を示す必要があるため不適切。

-選択肢2:over(意味:~の間に):【不正解】:この文脈では期間ではなく、特定の時点を指す必要があるため不適切。

-選択肢3:in(意味:~後に):【正解】:この文脈では、「1週間後に」帰宅するという意味になるため適切。

-選択肢4:until(意味:~まで):【不正解】:この文脈では期間を表すものではなく、特定の時点を指す必要があるため不適切。

【解説】:この問題では、未来の特定の時点を指し示す前置詞の正しい使い方に焦点を当てる必要があります。正解の選択肢3「in」は、未来の特定の時点までの期間を指し示すのに適しており、この文脈で最も適切な表現です。

【解答】:3

 

 

日本大学(日大)英語の過去問:問題7 解答・解説付き

問題7:下線部の意味に最も近い意味の語(句)をそれぞれ1~4より一つ選び,その番号で答えなさい。

The negotiations fell through at the final moment.

 1  qualified

 2  anchored

 3  modified

 4  failed

 

 

――――——―

<解答・解説>

【コメント】

動詞の語法・言い換えの問題です。日大に限らず、語法の問題は問題文の意味をしっかりと理解しないと解けない場合があります。逆に、単語を知らなくてもキーとなる単語だけで解ける問題もあります。

熟語の知識があれば、すぐに解ける問題ですが、、、もしなくても選択肢の比較と問題文の主語・副詞の意味などを組み合わせて解ければベストですね!

【和訳】

交渉は最終的な瞬間に失敗した。

【着眼点】

この文の中で、「fell through」という表現がキーポイントとなります。「fell through」は「失敗する、結果が出ない」を意味します。したがって、選択肢の中からこの意味に一致する語を選ぶことが求められています。

【問題を解くのに必要な知識】

この問題では、「fell through」の表現の理解が必要です。それは「失敗する、結果が出ない」ことを意味します。また、各選択肢の単語の意味理解も重要です。

【選択肢の分析】

– 選択肢1:qualified(意味:適任の、資格がある):【不正解】:「qualified」は適任の、資格があるという意味で、「fell through」(失敗する)とは異なります。

(例文)She is qualified to be a teacher.(彼女は教師になる資格がある。)

– 選択肢2:anchored(意味:固定した):【不正解】:「anchored」は固定した、安定したという意味で、「fell through」(失敗する)とは異なります。

(例文)The boat was anchored in the bay.(ボートは湾に停泊していた。)

– 選択肢3:modified(意味:修正した):【不正解】:「modified」は修正した、変更したという意味で、「fell through」(失敗する)とは異なります。

(例文)The design of the car was modified.(その車のデザインは修正された。)

– 選択肢4:failed(意味:失敗した):【正解】:「failed」は失敗したという意味で、「fell through」(失敗する)と同じ意味になります。

(例文)He failed the exam.(彼は試験に失敗した。)

【解説】

この問題の重点は「fell through」の表現にあります。このフレーズは「失敗する、結果が出ない」を意味します。したがって、選択肢から同じ意味の単語を選ぶことが求められています。ここでは、「failed」が正しい選択肢となります。他の選択肢(「qualified」、「anchored」、「modified」)はいずれも「fell through」とは異なる意味を持っています。

【解答】:4

 

 

日本大学(日大)英語の過去問:問題8 解答・解説付き

問題8:下線部の意味に最も近い意味の語(句)をそれぞれ1~4より一つ選び,その番号で答えなさい。

 Remorse has haunted her since she left him.

 1  Deep regret

 2  Odd habit

 3  Lofty attitude

 4  Noble character

 

 

―――――

<解答・解説>

【コメント】

語法・言い換えの問題です。これはどうでしょうか?なかなか難しいかもしれません。結局は言い換えの問題です。

知らない単語に捉われず、意味的なところからどのような主語が入るのかを類推していけるのがポイントです。

本文では、他動詞とその目的語は明確にありますね。つまり、●を■する、ことができる、辻褄が合う主語を見つけることができればベターです。

この問題は難関大の英語の入試でよく試される類推の問題だと思いましたので、類推で問題を解く方法も掲載しました。

自称、【有料級】のつもりです。笑

【和訳】

彼を去ってから、彼女は悔恨に苛まれている。

【着眼点】

この設問のキーポイントは「Remorse」という単語です。この単語の意味を理解し、選択肢の中からそれに一致するものを選ぶ必要があります。この単語の意味と、それがなぜ重要なのかを理解するために、文の文脈全体も考慮する必要があります。

【問題を解くのに必要な知識】

・「Remorse」の単語の意味:深い悔い、後悔。

・各選択肢の単語および表現の意味。

【選択肢の分析】

– 選択肢1:Deep regret(意味:深い後悔):【正解】:「Remorse」は深い悔い、後悔の意味で、これは「Deep regret」と一致します。

(例文)I felt a deep regret after lying to my friend.(友達に嘘をついた後、深い後悔を感じた。)

– 選択肢2:Odd habit(意味:奇妙な癖):【不正解】:「Remorse」とは意味が異なります。文脈からもこの選択肢は合いません。

(例文)He has an odd habit of talking to himself.(彼には自分自身に話しかける奇妙な癖がある。)

– 選択肢3:Lofty attitude(意味:高慢な態度):【不正解】:「Remorse」は高慢な態度とは異なる意味です。文脈からもこの選択肢は合いません。

(例文)Her lofty attitude made her unpopular.(彼女の高慢な態度が人気を落とさせた。)

– 選択肢4:Noble character(意味:高潔な性格):【不正解】:「Remorse」は高潔な性格とは異なる意味です。文脈からもこの選択肢は合いません。

(例文)He is known for his noble character.(彼は高潔な性格で知られている。)

【解説】

この問題では、「Remorse」という単語の意味理解が最も重要です。それは深い悔い、後悔を意味します。したがって、「Deep regret」が正解になります。その他の選択肢は文脈と一致しないため不正解です。

【解答】:1

「Remorse」の意味を知らなくても、文脈からその意味を推測して解く方法>

以下に具体的な手順を説明します。

まず、問題文の全体の意味を把握します。「Remorse has haunted her since she left him.」は、彼女が彼を去ってから何か(Remorse)が彼女をつきまとっている、という意味になります。つまり、彼を去ってから彼女に何か影響を与えているものが「Remorse」です。

次に、各選択肢を問題文の中で置き換えてみます。彼を去ってから彼女をつきまとっているものが何か?それは「奇妙な癖」や「高慢な態度」、「高潔な性格」か?これらの選択肢は、人が他人を去った後につきまとうものとしては自然ではないため、文脈からはずれます。

しかし、選択肢1の「Deep regret」を考えてみると、人が他人を去った後に経験する可能性のある感情としては自然です。したがって、文脈から推測すると、正解は選択肢1の「Deep regret」になると考えられます。

このように、具体的な単語の意味を知らなくても、その単語が文中で果たしている役割や、それが存在する文脈からその意味を推測することができます。

 

 

日本大学(日大)英語の過去問:問題9 解答・解説付き

問題9:下線部の意味に最も近い意味の語(句)をそれぞれ1~4より一つ選び,その番号で答えなさい。

We took care of our aunt in turn.

 1  alternately

 2  distinctively

 3  respectfully

 4  alternatively

 

 

―――――

<解答・解説>

【コメント】

副詞の言い換えです。この手の問題は日大に限らず、よく出ます!勉強法として、「速読英熟語」などのメインとなる熟語を一通り覚えたら、(= )という言い換えのところも覚えていきましょう。

【和訳】

私たちは交代でおばさんの世話をしました。

【着眼点】

この文の重要な部分は、「in turn」です。「in turn」の意味を正しく理解し、それがどの選択肢に一致するかを判断することが求められます。「in turn」は「順番に」または「交代で」という意味を持ちます。

【問題を解くのに必要な知識】

– 熟語の理解: 「in turn」は英語の熟語で、その意味を理解することが問題解決に重要です。「in turn」は「順番に」または「交代で」という意味を持ちます。

– 選択肢の理解: 各選択肢が何を意味し、それが「in turn」という熟語とどのように関連しているかを理解することが必要です。

【選択肢の分析】

– 選択肢1: alternately(交互に):【正解】:「交互に」は「順番に」または「交代で」の意味を持ち、文脈に最も適しています。

(例文)The two teams scored goals alternately.(2つのチームは交互にゴールを決めました。)

– 選択肢2: distinctively(特有に):【不正解】:「特有に」は「順番に」または「交代で」という意味とは一致しません。

(例文)Each artist has a distinctively different style.(各アーティストは特有の異なるスタイルを持っています。)

– 選択肢3: respectfully(尊敬して):【不正解】:「尊敬して」は「順番に」または「交代で」という意味とは一致しません。

(例文)He respectfully addressed the audience.(彼は観客に尊敬を持って話しかけました。)

– 選択肢4: alternatively(別の方法で):【不正解】:「別の方法で」は「順番に」または「交代で」という意味とは一致しません。

(例文)Alternatively, you can take the bus to reach the destination.(あるいは、バスで目的地にたどり着くこともできます。)

【解説】

この問題では、「in turn」の意味を理解することが求められています。「in turn」が「順番に」または「交代で」という意味であることを理解すれば、「交互に」を意味する選択肢1「alternately」が正解であることがわかります。

【解答】:1. Alternately

 

 

日本大学(日大)英語の過去問:問題10 解答・解説付き

問題10:下線部の意味に最も近い意味の語(句)をそれぞれ1~4より一つ選び,その番号で答えなさい。

Smoking is banned on all airplanes.

 1  intruded

 2  prohibited

 3  eroded

 4  released

 

 

―――――

<解答・解説>

【コメント】

日大でよく出る動詞の語法・言い換えの問題です。傍線部の単語の意味を知らなくても問題を解く方法を【着眼点】で解説しています。

基本、単語や熟語の意味がわからない場合は類推して解きます。その時に、どのような頭の使い方をすれば良いのかをこの問題を通じて、学んでもらえたら嬉しいです。

【和訳】

全ての飛行機において、喫煙は禁止されています。

【着眼点】

この文における主要な動詞である「banned」を正しく理解し、それがどの選択肢に一致するかを確認することです。この動詞は、「禁止する」という意味をわかることが重要で、それにより「Smoking」(喫煙)が飛行機内で許可されていないことが分かります。しかし、問題の解き方としてはそれだけではありません。もしbanの意味を知らなくても、タバコは(主語)すべての飛行機で(副詞)ときたら、どのような動詞がくる可能性があるのかを考えてみてください。普通、飛行機ではタバコは「禁止されている」よなぁーと頭で思い浮かべることができればOKです。

【問題を解くのに必要な知識】

– 動詞の理解: この問題では「banned」がキーワードとなります。それが何を意味するかを理解することが重要です。

– 動詞の意味の理解: 動詞「ban」は「禁止する」という意味で、法律や規則で何かを禁止または制限することを表します。

【選択肢の分析】

– 選択肢1: intruded(侵入した):【不正解】:「侵入した」は「喫煙が飛行機内で禁止されている」状況を表すのに適していないからです。

(例文)A burglar intruded into my house.(泥棒が私の家に侵入した。)

– 選択肢2: prohibited(禁止された):【正解】:「禁止された」は「喫煙が飛行機内で禁止されている」状況を正確に表しています。

(例文)Drinking alcohol is prohibited in this area.(このエリアではアルコールの飲酒が禁止されています。)

– 選択肢3: eroded(侵食された):【不正解】:「侵食された」は「喫煙が飛行機内で禁止されている」状況を表すのに適していないからです。

(例文)The coastline has been eroded by the sea.(海岸線は海に侵食された。)

– 選択肢4: released(解放された):【不正解】:「解放された」は「喫煙が飛行機内で禁止されている」状況を表すのに適していないからです。

(例文)The bird was released into the wild.(その鳥は野生に放された。)

【解説】

この問題では、動詞「ban」の正しい意味を理解することが求められています。それが「禁止する」という意味であることを理解すれば、「禁止された」を意味する選択肢2「prohibited」が正解であることが分かります。

【解答】:2. prohibited

 

 

日本大学(日大)英語の過去問:問題11 解答・解説付き

問題11:下線部の意味に最も近い意味の語(句)をそれぞれ1~4より一つ選び,その番号で答えなさい。

 I have an outstanding debt of 1,000 dollars.

1  inherited

2  incorrect

3  unpaid

4  untied

 

 

―――――

<解答・解説>

【コメント】

形容詞の言い換えの問題ですね。傍線部の単語の意味が不明でも、紐づく名詞と辻褄が合う選択肢を選んで正解に出来れば良いですね。

【和訳】

私は1,000ドルの未払いの借金があります。

【着眼点】

この文のキーとなる表現は「outstanding debt」で、この表現を理解することで正しい選択肢を選べます。「outstanding」の場合、借金の文脈では「未払いの」や「未解決の」という意味になります。

【問題を解くのに必要な知識】

– 単語の理解: 「outstanding」の意味を理解することが重要です。

– 選択肢の理解: 各選択肢の意味と文脈への適用を理解する必要があります。

【選択肢の分析】

– 選択肢1: inherited(相続した):【不正解】:「相続した」という意味は「未払いの」という意味とは一致しません。

(例文)He inherited a fortune from his grandfather.(彼は祖父から財産を相続した。)

– 選択肢2: incorrect(誤った):【不正解】:「誤った」という意味は「未払いの」という意味とは関連しません。

(例文)The information was incorrect.(情報は誤っていた。)

– 選択肢3: unpaid(未払いの):【正解】:「未払いの」は「outstanding debt」の意味と一致し、文脈に最も適しています。

(例文)He has unpaid bills piling up.(彼には未払いの請求書が積み上がっている。)

– 選択肢4: untied(ほどいた):【不正解】:「ほどいた」という意味は「未払いの」という意味とは一致しません。

(例文)He untied the knot.(彼は結び目をほどいた。)

【解説】

この問題では、「outstanding debt」という表現の意味を正確に把握することが必要です。「outstanding」は借金に関連して「未払いの」という意味になります。したがって、その意味に一致する選択肢3「unpaid」が正解です。

【解答】:3. unpaid

 

 

日本大学(日大)英語の過去問:問題12 解答・解説付き

 問題12:We would not be married now (      ) that seat then.

1  had she not taken

2  if she were not for

3  if it had not for

4  had she to take

 

 

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<解答・解説>

【コメント】

もうこれは選択肢を見た瞬間に、仮定法の知識をきいている問題だとわかりますね。それがわからなかったとしたら、英文法の基礎力が不足していると考えて、今までやってきた文法書の仮定法の章をやり直ししましょう。

【和訳】

彼女がその時その席に座っていなければ、今私たちは結婚していないだろう。

【着眼点】:この問題の解答を導くための主要な点は、仮定法過去完了の理解と、その文脈での正しい使用です。仮定法過去完了は、現実とは異なる過去の状況を表現するのに使います。具体的には、「もし~ならば」という意味合いで使われます。

【問題を解くのに必要な知識】:

・仮定法過去完了:仮定法過去完了は、実際にはそうではない仮定の過去を表す文法形式です。構造は「had + 主語 + 過去分詞」となります。例:Had I known (もし知っていたら), I would have helped. (手伝ったのに)

・仮定法過去完了と一般的な仮定法の違い:仮定法過去は現実に反した現在や未来の仮定を述べるのに対して、仮定法過去完了は現実に反した過去の仮定を述べるために使用されます。

【選択肢の分析】

– 選択肢1:had she not taken(彼女が取らなかった場合):【正解】:この選択肢は仮定法過去完了の構造に合い、意味的にも「彼女がその席に座らなかった場合」の仮定を表現しているため、正解です。

– 選択肢2:if she were not for(彼女がそれを望まなかった場合):【不正解】:文法的に不完全で、意味も合いません。

– 選択肢3:if it had not for(それがなかった場合):【不正解】:この選択肢も文法的に不完全で、意味も問題の文脈に合いません。

– 選択肢4:had she to take(彼女が取らなければならなかった場合):【不正解】:意味が問題文と合わず、仮定法過去完了の形にも合いません。

【解説】:この文は仮定法過去完了を用いて、実際には起こった事象(彼女が座った)が起こらなかった場合の仮定の状況を述べています。選択肢1はこの文法構造と意味に適合し、他の選択肢はいずれも文法的または意味的に不適合です。

【解答】:1

 

日本大学(日大)英語の過去問・文法問題について

大学受験生の皆さん、いかがでしたか?

今回は、日本大学の英語の過去問を取り上げてみました。

全問正解だと嬉しいですね!

もし全然わからなかったとしても、全然気にすることはありません。これを機にできなかったところを勉強し直しましょう!

受験勉強は復習がすべてです!

どういうことかというと、今までやってきた勉強の範囲はすべてできるようになっていることです。(理想は)

今日できなかった問題が明日できるようになっていれば良いのです!!!

受験勉強は社会人になって必要な忍耐力ややり切る力などをつける最高の舞台です!

合格できるようにやるべき勉強をやり切って合格しましょう!

お疲れ様でした。

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