英文法

ここから始める「品詞」Part.1

ここから始める「品詞」

品詞とは、文法の機能別に言葉を分類したものです。

 

突然ですが、皆さんの多くは中学生から英語を学習し始めた人がほとんどでしょう。

 

英語は日本語と語順が違うから難しそう。

 

文法を理解できるか分からない。

 

英単語を覚えられるか心配。

 

このように思っている人も非常に多いと思います。

 

ですが、そんなことはまだまだ先です。

 

まず初めに学習しなければならないこと、それは「品詞」の学習です。

 

わたしたちが普段使っている言葉はすべてそれぞれ「品詞」に分類されます。

 

まず、それぞれの品詞がどのように働き、文中のどこで働くかを理解しなければなりません。

 

「品詞」の学習を終えて初めて、英語学習のスタートラインに立てるのです。

 

それでは、さっそく解説を始めていきますよ!

 

① そもそも品詞とは?

② 名詞

③ 代名詞

④ 冠詞

⑤ 動詞

 

① そもそも品詞とは?

 

冒頭でも少し書きましたが、さらに詳しく書いていきます。

日本語でも英語でも、皆さんが普段使っている「ことば」というものは全て文法法則によって分類されます。

 

その文法法則というのが「品詞」なのです。

 

「学校」であれば「名詞」、「走る」であれば「動詞」ですね。

 

では、名詞や動詞がどのように文中で機能するか分かりますか?

 

それぞれの語句は、文の中で果たす役割が決まっています。。

また、文中のどこに置かれるかについても法則で決まっているのです。

 

次の章から、具体的なそれぞれの品詞について解説します。

 

 

② 名詞

 

最初に解説する品詞は「名詞」です。

 

「pen(ペン)」、「station(駅)」、「house(家)」…

 

これらは全て名詞に分類されます。

 

名詞は文中において、「主語/補語/目的語」として機能します。

 

 

※主語/述語/補語/目的語とは?

 

 

言葉は基本的に4つの要素で構成されています。

 

 

その構成要素が「主語/述語/補語/目的語」です。

 

 

短く分かりやすく言うと以下のようになります。

 

 

・主語:「Aは、Aが」というように、動作の主体を表す。

 

 

・述語:「Bする」というように、動作を表す。

 

 

・補語:「Cだ」というように、主語/目的語の状態を表す。

 

 

・目的語:「Dを」というように、動作の対象を表す。

 

 

これに関係するのが「文型」です。

 

 

文型については、以下のリンクから確認してください。

 

 

基本5文型の解説記事

 

また、名詞は「人/物」の名称を表す品詞です。

 

名詞についてまとめると、以下のようになります。

 

・文中で「主語/補語/目的語」として働く。

 

・「人/物」の名称を表す。

 

この2点は必ずマスターしましょう。

 

※ 日本語と英語の違い

 

基本的に、日本語でも英語でも名詞の機能に違いはありませんが、1つ大きな違いが存在します。

 

それは「数えられるか、数えられないか」です。

 

英語の学習で名詞を理解するためには、その名詞を数えることが可能か、不可能かということを理解しなければいけません。

 

数えられる名詞を「可算名詞」、数えられない名詞を「不可算名詞」と呼びます。

 

また、名詞についてのより細かい解説はコチラから見ることができます。

 

 

 

③ 代名詞

 

次に紹介するのが「代名詞」です。

 

端的に言うのであれば、「名詞の代わりをする品詞」が代名詞です。

 

文字通りの意味ですね。

 

代名詞は、元となる名詞、つまり代わりになってもらう名詞の種類によって形が異なります。

 

また、大きく分けて3種類の代名詞「人称代名詞/所有代名詞/再帰代名詞」があります。

 

これらも文中での役割がそれぞれ異なるので注意が必要です。

 

さらに、代名詞は名詞の代わりをするわけですから、元の名詞が「可算/不可算名詞」かということが重要になります。

 

代名詞の要点をまとめると以下のようになります。

 

・名詞の代わりをする(可算か不可算かということに注意)。

 

・「人称/所有/再帰代名詞」の3種類がある。

 

代名詞については、コチラのページで詳細に解説しているので確認しましょう。

 

 

 

④ 冠詞

 

冠詞は、名詞の前に付く品詞です。

 

文字通り、「冠」のように名詞の前につく品詞が「冠詞」です。

 

ある名詞を聞き手が特定できる場合は「定冠詞(the)」が、特定できない場合は「不定冠詞(a/an)」が用いられます。

 

冠詞についてまとめると以下のようになります。

 

・文字通り、名詞の前に付ける「冠」のような品詞が「冠詞」。

 

・聞き手が、ある名詞を特定できる場合は「定冠詞(the)」が、特定できない場合は「不定冠詞(a/an)」が使われる。

 

冠詞についてのより詳しい解説はコチラからみることができます。

 

 

定冠詞と不定冠詞の違いを細かく説明しているので見てください。

 

 

 ⑤ 動詞

 

動詞とは、文字通り、人や物の「動作や状態」を表す品詞です。

 

 

先ほどの名詞解説の章の「述語」という役割を果たすのが動詞です。

 

動詞の中でも分類があり、状態を表す「be動詞」動作を表す「一般動詞」に分けられます。

 

「be動詞」と「一般動詞」に関する解説は、ココで詳しくしているのでぜひ見てください。

 

また、「一般動詞」もさらに細かく分けられます。

 

 

少し難しいようにも思えますが、仕組みは簡単です。

 

 

一般動詞は、目的語を必要とする動詞と目的語を取らない動詞に分けられます。

 

目的語を取る「他動詞」目的語を取らない「自動詞」に分けられます。

 

「他動詞」、「自動詞」に関する詳細な解説はコチラをチェックしてください。

 

また、動詞は時制(現在/過去…)」「主語の人称(自分/あなた/彼…)」「主語の数」の3つの基準によって形が変化します。

 

時制に関する記事は以下のリンクから確認してください。

 

現在・過去・未来・進行形の記事

 

完了形の記事

 

まとめると、動詞の重要事項は以下のようになります。

 

・「be動詞」と「一般動詞」に分かれる。

 

・「一般動詞」は「他動詞」と「自動詞」に分かれる。

 

・「時制」、「主語の人称」、「主語の数」の3つの視点から、形が変わる。

 

 

 

以上で、「品詞」に関する解説Part.1を終了します。

 

品詞についての学習だけじゃ物足りないという人はココをクリック!

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