長文読解

『英語長文レベル別問題集』レベル別に解説、最速最大の効果を上げる使い方も

『英語長文レベル別問題集』シリーズの効果的な使い方を考える

入試英語の中で、長文問題は非常に大きなウェイトを占めます。国立2次のように記述を求める場合や、私立のように短答式の場合など、さまざまなパターンの問題がありますね。

いくつものパターンの長文問題があるため、どの問題集を購入すれば良いか分からない受験生も多くいることと思います。今回紹介する問題集は、受験生の中でも使用している人が比較的多いシリーズの問題集です。

それは「英語長文レベル別問題集」シリーズです。東進ハイスクールの英語の名物講師である大岩先生と安河内先生の共著の問題集になっています。

この問題集はやはり、構造分析が非常に細かくされているため解説が丁寧だと評判のシリーズです。また、CDが付属しているためシャドーウィングを通して英語力の向上が期待できます。

 

1.「英語長文レベル別問題集」とは・特徴

【特長】

(1)リーディング力を高める長文問題を12題(「6 最上級編」は10題)収録!
(2)自分に合ったレベルから段階的に実力アップ!
(3)アメリカ人・イギリス人・インド人による充実の音声でリスニング力も徹底強化!
(4)QRコードを読み取って,ネイティブによる「音読動画」を視聴できる!

●自分に合ったレベルから段階的にレベルアップできる!

「1超基礎編」から「6最上級編」まで,各レベルに合わせて段階的に問題の難易度を上げているため,自分の現在の学力と目的に応じたきめ細かな学習が可能です。

●著者書き下ろしの良質なオリジナル問題を収録!

英語長文を超基礎から学習できるよう,レベル1では初心者も楽しんで読める内容の英文を12題収録しました。改訂にあたり,古いテーマの英文はカットし,最新の傾向に合ったテーマの英文を新規に書き下ろしました。

●充実の音声&動画でリスニング力も徹底強化!

リスニング力も徹底的に高められるよう,すべての問題文の英文音声を収録しました(ナレーターはアメリカ人・イギリス人・インド人が参加)。さらに,ネイティブの発音を真似ながらリピーティングの練習ができる「音読動画」,ナチュナルスピードの音声を聴きながら英文を読む練習ができる「リスニング動画」も収録。耳・目・口をフルに活用して学習を進めましょう。

【著者】

安河内 哲也
東進ハイスクール・東進衛星予備校の英語科講師。合理的で実力のつく授業が全国の受験生から圧倒的な支持を集める。担当講座の「基礎から偏差値アップ総合英語」「有名大突破!戦略英語解法」「TOP LEVEL ENGLISH」は、基礎から難関大への登竜門となっている。「英語が楽しくなる」授業は多くの生徒に大好評である。また、TOEICテストは4技能すべて満点。その他、実用英語検定試験1級、通訳案内士など様々な資格の持ち主でもある。

あの大ベストセラー「英語長文のハイパートレーニング」の著書です!

大岩 秀樹
東進ハイスクール・東進衛星予備校の英語科講師。基礎から難関向け講座を多数担当。応用問題までしっかり対応できる「本物の基礎力」にこだわる授業で有名。また、中学生・大学生向けの講座も多数担当しており、大学入試にとどまらない未来へつながる英語指導に定評がある。

あの大ベストセラー「大岩のいちばんはじめの英文法(超基礎編)」の著書です!

安河内先生と大岩先生なので、解説が詳しい、受験生にとって必要な内容が網羅されている良い参考書です。

ここまでは普通の解説ですが、他の長文にはないような特徴があります。一番最後の「英語長文レベル別問題集」の最も効率的な使い方と戦略 に記しましので、より早く確実にこの参考書をものにしたい高校生・受験生はやる前に先に目を通して欲しいと思います。

本記事の筆者は、参考書は「何をやるか」よりも「どうやるか」の方を重視しています。この「英語長文レベル別問題集」には良いところがたくさんあります。その良いところを生かして、長文読解力を最大限に身につけて欲しいと思います。

 

2.「英語長文レベル別問題集1 超基礎編【改訂版】 (東進ブックス) 」評価・レベル

英語長文レベル別問題集1 超基礎編【改訂版】 (東進ブックス レベル別問題集)


英語長文レベル別問題集1 超基礎編【改訂版】 コチラ>>>

 

2-1. レベル1の難易度・目標・目安期間・用途・対象・問題数

レベル1について:収録されている問題のレベルとしては、中学英語です。高校に入学した後、英語に不安だと感じていたら使い始めましょう。

ジャンル:英語長文読解問題集

著者:安河内哲也・大岩秀樹

難易度:入門の入門レベル

到達目標:中学英語を理解する

必要期間:2週間

用途:英語が非常に苦手な高校生が英語に慣れる

対象者:英語が非常に苦手な高1

問題数:12

 

2-2. レベル1の使用上のメリット

・中学英語を1冊で復習できる

内容が中学英語の総復習に絞られているため、英語が苦手な高校1年生が短期間で内容を復習するのにはもってこいの問題集です。

 

2-3. レベル1の使用上のデメリット

・ほとんどの高校生には必要ない

よほど英語が苦手ではない限り、この問題集は使わない方が良いと思います。

英語が苦手と感じているようであればレベル2から取り組んで、それでもダメな場合にレベル1を使うようになりましょう。

 

3. 「英語長文レベル別問題集2 基礎編【改訂版】 (東進ブックス) 」評価・レベル

英語長文レベル別問題集2 初級編【改訂版】 (東進ブックス レベル別問題集)


英語長文レベル別問題集2 初級編【改訂版】 コチラ>>>

 

3-1. レベル2の難易度・目標・目安期間・用途・対象・問題数

レベル2について:レベル1をやる前に、まずこのレベル2に取り組みましょう。

英語が苦手な高1でも、このレベルに取り組めばだいたいの分野を確認できます。

ジャンル:英語長文読解問題集

難易度:入門レベル

到達目標:高1の基本的な内容を理解する

必要期間:2週間

用途:英語が苦手な高1が英語に慣れる

対象者:英語が苦手な高1

問題数:12

 

 3-2. レベル2の使用上のメリット

・教科書レベルの長文読解が可能になる

レベルとしては教科書の内容程度です。教科書の英文を読んでいてつまずくことが多い高校生は使ってみると良いでしょう。

基本的にはこの問題集の内容でカバーできますが、それでも難しいと感じる人はレベル1を使うようにしましょう。

 

3-3. レベル2の使用上のデメリット

・授業の解説で事足りることが多い

「英語長文レベル別問題集」シリーズは解説が非常に詳しいことで有名ですが、レベル2の内容であれば高校の授業で扱う内容と大差ありません。

高校の教科書の内容の復習をするだけで十分事足りてしまうでしょう。

 

4. 「英語長文レベル別問題集3 標準編【改訂版】 (東進ブックス) 」評価・レベル

英語長文レベル別問題集3 標準編【改訂版】 (東進ブックス レベル別問題集)


英語長文レベル別問題集3 標準編【改訂版】 コチラ>>>

 

4-1. レベル3の難易度・目標・目安期間・用途・対象・問題数

レベル3について:レベル3からいよいよ「問題集」らしくなります。レベルは共通テストの易しい~標準程度で、約350語の長文が12問収録されています。

単語の内容もそこまで難しくないので、共通テストの問題演習として行うにはちょうどいいレベルの問題集でしょう。

ジャンル:英語長文読解問題集

難易度:共通テスト基礎レベル

到達目標:共通テスト 5.5割

必要期間:2週間

用途:ある程度スピードを意識した長文読解

対象者:国公立大受験者

問題数:12

 

4-2. レベル3の使用上のメリット

・高2の夏前に共通テストの準備

高2の夏前に、共通テストを見据えて1冊を終わらせるという使い方が良いと思います。

収録されている問題のレベル自体がそこまで高くないので、まだ詰め込んでいない状態でも十分に解くことができるでしょう。

1冊終わらせることで、共通テストの長文読解のスタイルを体に染み込ませることができます。

また、語数がそこまで長くはないのです。

 

4-3. レベル3の使用上のデメリット

・特になし

 

5. 「英語長文レベル別問題集4 中級編【改訂版】 (東進ブックス) 」評価・レベル

英語長文レベル別問題集4 中級編【改訂版】 (東進ブックス レベル別問題集)


英語長文レベル別問題集4 中級編【改訂版】 コチラ>>>

 

5-1. レベル4の難易度・目標・目安期間・用途・対象・問題数

レベル4について:レベル3からレベル4の間に1つの大きな壁があります。レベル4で含まれる内容は難関レベル、中堅私大レベルの問題です。長文の語数は350~400語程度です。

中堅私大と言っても、骨のある問題もちらほら見られるので実力をつけるのは十分な問題集だと思います。

ジャンル:英語長文読解問題集

難易度:共通テスト標準レベル、中堅私大レベル

到達目標:共通テスト 6.5割

必要期間:2週間

用途:共通テスト、中堅私大向けの問題演習

対象者:国公立大受験者、中堅私大受験者(日東駒専)

問題数:12

 

5-2. レベル4の使用上のメリット

・共通テスト(旧センター試験の大問3、4レベル)の得点力アップが期待できる

収録されている長文の語数、内容から共通テスト・中堅の私大の簡単〜普通レベルに非常に適した問題集と言えます。

難易度は少し高めに作られているので「慣れる」という目的で使うのではなく「得点力アップ」を目標に使っていきましょう。

 

5-3. レベル4の使用上のデメリット

・中堅私大の対策には少し物足りない

中堅私大レベルの問題が含まれているため、もちろん対策はできますがこの1冊では少し不十分に感じてしまいます。

というのも、大半の文系私大の受験は英語での得点力がカギを握るため、英語が得意であればあるほど有利になります。

そのため、1つ上のレベルの問題集を解いて力を付けることをおすすめしています。今回であれば、レベル5で演習を積むことで受験を優位に進められるでしょう。

 

6. 「英語長文レベル別問題集5 上級編【改訂版】 (東進ブックス) 」評価・レベル

英語長文レベル別問題集5 中級編【改訂版】 (東進ブックス レベル別問題集)


英語長文レベル別問題集5 上級編【改訂版】 コチラ>>>

 

6-1. レベル5の難易度・目標・目安期間・用途・対象・問題数

レベル5について:レベル5はMARCH対策の問題集として使われることが多いです。全ての問題が私大の過去問で構成されているので、完全に私大受験者向けの問題集と言えるでしょう。

ジャンル:英語長文読解問題集

到達目標:MARCHの合格点を”狙える”

必要期間:2週間

用途:難関私大受験で戦える読解力を付ける

対象者:難関私大受験者(MARCHレベル)

問題数:12

 

6-2. レベル5の使用上のメリット

難関私大で戦える力が身に付く

先ほども書いた通り、全て私大の過去問から問題が作られています。MARCHや成成獨国などの難関私大、有名私大の受験を考えている人は使ってみると良いでしょう。

このレベル5から語彙力をさらに問われるようになるので、6000語レベルの語彙力は身に着けておきたいところです。

『システム英単語』・『ターゲット1900』・『速読英単語・必修編』、これらのレベルはすでに終わっているということであれば、おすすめは『速読英単語・上級編』、『キクタンAdvanced6000』です。キクタンの使い方に関しては、以下のリンクから確認してください。

『キクタン』の最も効率的な使い方

 

6-3. レベル5の使用上のデメリット

・使うまでの準備が大変

これはどの難関大向けの問題集に言えることではありますが、使い始めるまでに準備がかなり必要になります。

難関大に対応できるだけの単語力、読解力、文法知識を身に着けるにはかなりの

時間と労力が必要です。

特に、このレベル5は難関私大に焦点を当てた問題集になっているので難関国立大よりも求められる語彙力は高くなるでしょう。

 

7. 「英語長文レベル別問題集6 難関編【改訂版】 (東進ブックス) 」評価・レベル

英語長文レベル別問題集6 最上級編【改訂版】 (東進ブックス レベル別問題集)


英語長文レベル別問題集6 最上級編【改訂版】 コチラ>>>

 

7-1. レベル6の難易度・目標・目安期間・用途・対象・問題数

レベル6について:レベル3と4の間に大きな壁があることは説明しましたが、レベル5と6の間にも壁は存在します。その壁は3と4の間のものよりもはるかに大きいです。

難易度は早慶上智・東大レベルで、このシリーズの問題集で最も難易度が高いです。

問題数は10で他のレベルよりも少なく、7つが300語程度、3つが1000語程度の長文問題になっています。

ジャンル:英語長文問題集

難易度:早慶上智、東大

到達目標:早慶上智の合格点

必要期間:2週間

用途:最難関私大の短めの読解対策

対象者:早慶上智受験者

問題数:10

 

7-2. レベル6の使用上のメリット

・最難関私大の長文対策に適している

収録されている問題が早慶上智と東大のみで、典型的な「最難関私大対策問題集」と言えます。難易度は通常の早慶上智の問題よりも少し易しめのものが多いですが、十分対策できるでしょう。

早慶上智対策の長文問題集というと、収録されている問題のほとんどが600~800語程度の文なので、300語程度の長文対策ができる問題集は珍しいです。

また、1000語の長文によって超長文の対策も少しできるので早慶上智の受験を考えているのならばおすすめです。

 

7-3. レベル6の使用上のデメリット

・難易度にやや問題あり

早慶上智の問題が扱われているものの、少し易しめの問題が並んでいる印象を受けます。300語程度の長文で難しい長文問題は作成しにくいからでしょう。

そのため、この1冊だけでは早慶上智対策は不十分です。『やっておきたい英語長文700』や『やっておきたい英語長文1000』といった、長めの難関長文問題集に触れておくことをおすすめします。

 

8. 「英語長文レベル別問題集」シリーズの最も効率的な戦略・使い方を考える

この「英語長文レベル別問題集」のシリーズは、結構色々と細かいです。さすが、安河内先生と大岩先生の著書だと思います。

「英語長文レベル別問題集」攻略ポイント その①:問題文と設問は3部ぐらいコピーして、コピーした紙で解く

この参考書をやる時には、必ず本文と設問の箇所をコピーして始めましょう!

で、3部ぐらい事前に用意します。

1部:最初に問題を解く用

2・3部:復習して解く用

といったところです。

基本的に、長文読解参考書の原本で、問題文・設問の箇所には直接書き込みする(問題を解く)のは出来るだけ避けた方が良いと思います。

なぜなら、復習がしにくくなるからです。

その何がいけないのかというと、その長文読解問題がわかった気になって終わる可能性がある、ということです。

このような受験生は実際に非常に多いです!

また、コピーした方が良い別の理由もあります!それは別にお伝えします!

「英語長文レベル別問題集」攻略ポイント その②:ちゃんと時間をはかり、3分短い時間で問題を解くことを意識する

問題ごとに設定時間が示されていますが、その設定時間よりも短い時間内で解答しましょう。目安の時間は3分短い時間です。

このようなことをいうと、いつも問題が起きます。笑

時間内に終わらない!!!→  制限時間のせいで全然問題が解けない!です。

まだ長文読む・問題を解くのに慣れていない場合、当然の事ながら、終わらない可能性はあります!それはそれで良いです!

正し、実際にどれぐらいの時間がかかったのかは計測しておいた方が良いです。

で、この時に、筆者が考える一番ベストな方法は何かというと、

1:参考書に記載されている制限時間ー3分で、どこまで解けたか?長文が苦手な場合は制限時間いっぱいで構いません!

2:時間を気にせず、解ける問題は完璧に解いた場合、どれぐらいの時間がかかったのか

この両方を計測するのです。

これはどうしてかというと、問題を解いて、正解にする!という時に、時間的な問題でバツなのか、知識不足や問題を解く応用力が問題なのかを少しでも正しく計測するためです。

結局、その長文読解における課題の在り方で、その後の勉強の優先順位ややり方が変わるからです。

なお、レベル5、6を解く時は必要に応じて時間通りに解いても問題ありません。

「英語長文レベル別問題集」攻略ポイント その③:コピーした紙に問題を解いたら、すぐに本文に構文(SVOC)をふる

自分でSVOCを振って、「解答・解説」ページの次にある「構造分析」ページと構文を正しく取れているかを照らし合わせる

この問題集最大の特徴が、構造分析の充実です。各英文の文構造が細かく分析されています。

「SVOC」、時制、接続詞などの文法事項に注意しながら、コピーの本文の英文の下に書いていきましょう。

※絶対に問題文をコピーしたいのはこのためが一番大きな理由です。

SVOCをふる意味がよくわからないという方がいるかもしれませんが、筆者はそれが必須だと考えています。

なぜなら、英文を構造で認識する訓練の一つだと考えているからです。

皆さん、まずは英単語を覚えることから始まりますが、その後で必要なのが、この正しく構文を取るという勉強です。

単語はわかるけど、長文ができないという受験生のよくあるパターンは、この構文(SVOC)が正しく取れないケースが多いです。

SVOCは間違えないようにしましょう!違う意味で捉えてしまうので。。。

今から実践しましょう!

「英語長文レベル別問題集」攻略ポイント その④:本文・選択肢の意味がわからない単語・熟語・構文に印をつける

改めて、本文や設問・選択肢を見直して、意味がわからない単語・熟語・構文・文法には印をつけましょう。

解いたすぐにやりましょう!解いた時の感覚がまだあるうちにです。

 

「英語長文レベル別問題集」攻略ポイント その⑤:解答・解説/ 語句リストを読む、点が取れる解説の読み方

「解答・解説」で、なぜその答えになるのか・正解と不正解の理由を理解・確認しながら読み進める

この「英語長文レベル別問題集」の凄く良いところの一つに、正解・不正解に関係なく、選択肢の訳があります。

特に、間違った設問についてはその訳をみて、解いた時になんでその答えにしたのかを振り返りましょう。

さらに、このように読んでいれば正解にできたのか!下の解説(短いですが、、、)も踏まえて、ちゃんと理解して、どのように読むべきか再度、本文と設問・選択肢を見直しましょう!

特に、レベル4~6を使用している場合は正解した問題の解説も良く読んでください。レベルの高い問題集の、誤った選択肢や別解から学ぶことは非常に多いです。

面倒くさいです!ほんと面倒くさいです!笑

しかし、これが長文読解ができるようになる最善策です!

※問題を解いたコピーの紙に、どんどん書き込んでも良いでしょう。

その紙自体が自分オリジナルの長文参考書というイメージです。

 

「英語長文レベル別問題集」攻略ポイント その⑥:CDでシャドーウィング× 5

筆者は問題集の使い方を解説する時に、必ず音読するように書いています。それはなぜでしょうか?音読は最も効果のある英語の学習法だからです。

そして、さらに音読の効果を上げる方法があります。それこそ、シャドーウィングです。問題集に付属しているCDを聴きながら、それに続けて発音し、シャドーウィングを行いましょう。

CDのペースは普段の音読のスピードよりも速いと思うのでたくさん数をこなすことができます。また、長文の語数自体も少ないので普段よりも多く練習することができます。

 

「英語長文レベル別問題集」シリーズまとめ

長々と説明してきましたが、効率的な戦略・使い方は非常に重要だと思います。

長文ができない場合、長文読解の勉強の質があまりにも低いというケースが多いです。

例えば、答え合わせでほぼ終わっている、解き直しはしない、など。→ 成績に一喜一憂するタイプの受験生に多いです。

そうではなく、考え方として、「どれだけできるようになっているか(現在の得点力)」を知るためではなく、「今後、得点力を上げるための手段の一つ」と捉えると良いと思います。

長文読解のような頭を使う勉強法は、最初はできなくても良いから、次に同じような問題が出た時に、正解にできるような勉強法をしていけないと中々成績は伸びません!

ぜひ、身に着けるべきことを身につけて、英語の成績・偏差値をアップさせましょう!

 

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