英文法

一般的な助動詞

一般的な助動詞

今回は助動詞について考えていきます。

助動詞は動詞の前に付いて、その動詞に対して意味を付加する働きを持っています。

この助動詞が異なることによって文の意味も変わってくるため、英語を理解する上で助動詞の学習は欠かせません。

まずは、基本的な助動詞を紹介します。

 

 

1. 基本的な助動詞(1)

○can

・~することができる(能力)

・~しても良い(許可)

・~するかもしれない(可能性)

 

○may

・~するかもしれない(推量)

・~しても良い(許可)

 

○should

・~すべきである(義務)

・~だろう(推量)

 

○must

・~しなければならない(義務)

・(確実に)~するだろう(推量)

・(notを伴って)~してはならない(禁止)

 

では、助動詞を用いた文はどういった形を取るのでしょうか?

 

 

2. 助動詞の文構成

先ほども少し書きましたが、助動詞は動詞の前に付きます。

その際に、動詞は原型になります。以下の通りの文の構造になります。

 

“S+助動詞+原形動詞”

Ex) Bob can play baseball well.
訳)ボブは野球が上手だ。

 

直訳すると、「ボブは上手に野球をすることができる」という文章です。

少しぎこちないので上のような訳にしました。ここで大事なのが、「can」の訳し方です。

上にも書いたように3つの訳し方があるのですから、見分けるのが非常に大事です。

 

では、次の例文はどうでしょうか?

 

Ex) Can I borrow your pencil?
訳)あなたの鉛筆を借りてもいいですか?

 

助動詞の疑問文の基本構造は以下の通りです。

“助動詞+S+原形動詞”

 

一般的な疑問文の構造とそこまで変化はありません。

文頭に助動詞を置いて、主語、述語の順番で書いていけば大丈夫です。

さて、この例文で「can」はどの用法で用いられているでしょうか?

「鉛筆を借りる」という行為に対して許可を得ようとしていますね。ですから「許可」の用法ということになります。

 

Ex) The news can’t be true.
訳)そのニュースが本当なわけがない。

 

助動詞の否定文の文構造は以下の通りです。

“S+助動詞+not+原形動詞”

助動詞の後ろにnotを置くだけで終わりです。

すごく簡単ですね。

今回の例文は、「可能性」でcanが用いられています。

「そのニュースが本当である可能性はない」という直訳をすることができます。

 

 

では、助動詞の肯定文、疑問文、否定文の構造を理解したところでcan以外の助動詞を用いた例文をどんどん見ていきましょう。

 

Ex) You may play the video game.
訳)テレビゲームをやっても良いですよ。

「許可」の用法でmayが用いられています。

 

Ex) A traffic accident may happen.
訳)交通事故が起きるかもしれない。

「推量」の用法でmayが用いられています。

 

Ex) You should study English hard.
訳)あなたは一生懸命英語を勉強すべきです。

「義務」の用法で用いられるshouldです。

「義務」の用法で用いられる場合は、「~すべきである」という訳し方をするのが一般的です。

Shouldが文中に出てきた場合は、「義務」として訳すことがほとんどです。

 

しかし、忘れてはならないのは次の例文でのshouldの用法です。

 

Ex) Ken should arrive at the airport in an hour.
訳)ケンは1時間以内にその空港に到着するだろう。(ケンは1時間以内にその空港に到着するべきである。)

 

上の例文では2つの訳を用意しました。なぜ2つの例文があるかと言いますと、文脈に応じてshouldの訳し方が変わるからです。

 

・文脈的に、確実に1時間以内に到着できる場合。

前者の訳し方をします。Shouldが「推量」として訳される場合、確実性を伴った推量となります。

だから、今回の例文の場合は時間に余裕を持って到着すると判断される場合に、この訳となります。

 

・文脈的に、1時間以内に到着しないと何か問題が生じる場合。

後者の訳し方をします。この場合は、文脈に即して「義務」として訳します。

 

Ex) Hideki must hand in his homework until tomorrow.
訳)ヒデキは明日までに宿題を提出しなければなりません。

「義務」の意味で用いられています。

 

Ex) She must be sad.
訳)彼女は寂しいに違いない。

「推量」で用いられています。ここで付け加えておきますが、「推量」の意味でmustが用いられている場合、この推量は「確信の高い推量」となります。

全ての助動詞の中で最も確実性のある推量であることを押さえてください。

 

Ex) You must not smoke in this aria.
訳)この場所ではタバコを吸ってはいけません。

mustがnotを伴った場合、ほとんどの確率で「禁止」の意味を持ちます。

 

 

3. 基本的な助動詞(2)

○had better

・~するほうがいい(忠告)

 

Ex) You had better eat breakfast.
訳)朝食を食べた方がいいよ。

これも助動詞なの!?と思った人が非常に多いと思います。

これも助動詞なのです。「had better」で1つの助動詞ですから、「have better」や「has better」に変わることは決してないので注意してください。

had betterは場合によっては脅迫的な意味にも取れてしまうため、目上の人に対しては使いません。

 

 

○will

・~するだろう(推量)

・(何が何でも)~しようとする(意思)

・よく~する(習慣)

 

Ex) He will be sick now.
訳)彼は風邪を引いているだろう。

Willが「推量」で用いられる場合は、mayやshouldよりも確信のある推量を表すので注意してください。

 

Ex) I will finish my homework today.
訳)私は何が何でも今日宿題を終わらせる。

文脈によっては未来形として訳すこともありますが、今回は意思として訳します。

この場合、強い意志を表します。強い意志を表す場合、I willはI’llと訳してはいけません。

今回のように意思を表す場合は、会話で多く用いられるためwillを強調して発音します。

 

Ex) I will oversleep recently.
訳)私は最近よく寝坊する。

今回は「習慣」のwillです。

意思の場合と同様に、会話で用いられることが多くwillは短縮せずに強調して発音します。

 

 

○would

・よく~したものだった(過去の習慣)

 

Ex) I would often play basketball in the park.
訳)私は、よくその公園でバスケットボールをしたものだ。

wouldは「過去の習慣」を表す助動詞です。Oftenやsometimesを伴って用いられることが多いです。

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