- 単行本(ソフトカバー): 256ページ
- 出版社: Z会 (2003/3/7)
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 4860660668
- ISBN-13: 978-4860660666
- 発売日: 2003/3/7
「ディスコースマーカー英文読解」について
論理展開をつかむことで英文を理解する
「どのように長文を読むのか」を体系的に説明した読解問題集です。
読解の糸口は「論理展開」。
日本語なら「起承転結」という展開のパターンがあるように、英語、特に近年、入試でよく使われている論説文などの論理的文章には、論理展開のパターン(=「論型」)があります。
この論型をカギに英文の大意をつかもうというのが、本書です。
ディスコースマーカーって何だ!
論理的な英文は、「論型」に従って書かれています。
この論型をはっきり示す言葉がディスコースマーカー(Discourse Marker)です。
Discourseとは「話」、Markerとは「標識」ですから、「話の筋道を示す言葉」という意味ですが、本書では、この話の標識「ディスコースマーカー」をもとに論型を見抜き、英文の大意をつかむ練習をします。
難関大学の入試問題で実戦演習
課題英文はすべて、東大、京大、早大、慶大をはじめとする難関大学の入試問題から選んだ22題。
基本的な語彙・文法知識を身につけた後に、実際の入試に対応できる実戦力を養成する教材です。
検索に便利! 「ディスコースマーカー・ハンドブック」
論型をつかむ方法をコンパクトに解説し、機能別にディスコースマーカーを整理した「ディスコースマーカー・ハンドブック」がついています。
英文読解の時にはいつでも使ってください。
「ディスコースマーカー英文読解」の評価・口コミ
・これで長文読解が得意になりそう
・要約問題も対応できる
・大学入試の要約問題対策としてわかりやすい
・ある程度英文が読める人には特に良い
・ディスコースマーカーのハンドブックが別冊なのがよい
「ディスコースマーカー英文読解」編集者より
実際に英語を「使う」場合、一文一文構文を分析し、単語を調べて内容を読み取ることは不可能です。
私は学生の時、専門は英語とは無縁の分野だったのですが、何の因果か、英文のレポートを毎日何十ページと読まなければなりませんでした。
この本を作りながら感じたのは、その当時、もし読んでいたらあんなに苦労しなかったのに…ということ。
使える英語力を身につけるための実戦的な学習法です。「経験者」としてお勧めします。