英文法

「used to」と「be used to」の意味や使い方の違いを理解する

「used to」と「be used to」の意味や使い方の違い

「used to」と「be used to」の違いについて、詳しく解説していきますね!

  1. used to 「used to」は過去の習慣や、今はもう存在しない状況を表します。言い換えると、「~していたものだ」「以前は~だった」といった意味で使われます。特に過去の状況が現在とは異なることを強調する場合に適しています。また、「used to」は、動詞の原形と一緒に使われます。

used to + 動詞の原形

例文: She used to live in London, but she moved to Paris last year. (彼女は以前ロンドンに住んでいたが、去年パリに引っ越した。)

例文: We used to go to that restaurant every Friday, but it closed down. (私たちは毎週金曜日にそのレストランに行っていたものだが、閉店してしまった。)

例文: I used to play soccer when I was a child. (子供のころ、私はサッカーをしていた。) この文では、過去の習慣(子供のころにサッカーをしていたこと)を表現しています。現在はサッカーをしていないことが暗示されています。

 

  1. be used to 「be used to」は、現在慣れていることや、特定の状況や物に対する習慣を表します。言い換えると、「~に慣れている」という意味で使われます。この表現は、「be」動詞とともに、名詞や動名詞(動詞の-ing形)と一緒に使われます。

be + used to + 名詞 / 動名詞(-ing形)

例文: I am used to waking up early. (私は早起きに慣れている。)

この文では、現在の状況(早起きに慣れていること)を表現しています。

例文: She is used to living in big cities, so she doesn’t mind the noise. (彼女は大都市で暮らすことに慣れているので、騒音も気にしない。)

例文: He is used to driving on the left side of the road, as he grew up in the UK. (彼はイギリスで育ったため、左側通行の運転に慣れている。)

 

両者の違いを理解するために、同じような状況を両方の表現で説明した例文を見て違いを確認してみましょう。

例文: I used to be a vegetarian, but now I eat meat. (以前は菜食主義者だったが、今は肉を食べる。) ここでは、「used to」が過去の状況(菜食主義者であったこと)を説明しています。

例文: I am used to eating vegetables. (野菜を食べることに慣れている。) ここでは、「be used to」が現在の状況(野菜を食べることに慣れていること)を説明しています。

これらの違いを理解することで、過去の習慣や現在の状況を適切に表現することができます。

 

まとめると、過去の習慣や状況を表す場合は「used to」を使い、現在の状況や慣れていることを表す場合は「be used to」を使います。これらの違いをしっかりと理解することで、過去と現在の習慣や状況を正確に表現できます。

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