英文法

副詞とは「なくてもいいけど、よりわかりやすく伝えるため」の言葉?

副詞とは「なくてもいいけど、よりわかりやすく伝えるため」の言葉?

今回は、副詞の説明です。

副詞も、以前学習した形容詞と同じように修飾語に分類されるものです。

形容詞は名詞を修飾する品詞でしたが、副詞は何を修飾するのでしょうか。

 

副詞とは、動詞、形容詞、副詞、文全体などを修飾するものです。

 

大まかにいえば名詞以外を修飾するのは全て副詞ということになります。

 

 

では、副詞の例を以下にいくつか示していきます。

Ex)very(非常に)、usually(たいてい)、especially(特に)

では、具体例を交えて説明していきます。

very delicious milk(とてもおいしい牛乳)

 

これを例に挙げます。

milkは牛乳という意味ですから、名詞となります。

deliciousはmilkを修飾しているので形容詞ということが分かります。

では、veryは何を修飾しているのでしょうか。veryはdeliciousを修飾しているのです。

 

さて、次は動詞を修飾する場合も考えてみましょう。

 

run fast(早く走る)

 

この場合、runは動詞ですから、その後ろに付いて修飾しているfastは副詞ということになります。

 

※補足 副詞の位置

副詞は、他の語を修飾する際にパターンによって置かれる位置が異なります。そのパターンを以下にまとめます。

 

 

① 時・場所を示す副詞→文末(時々、文頭)に置く

Ex)I met him yesterday. (私は昨日彼に会った。)
Yesterday I met him.という場合もある。

ここで重要になるのが、時を表す副詞と場所を表す副詞がどちらも使われる時です。

「私は昨日彼とここで会った。」という文を作る際は、
I met him here yesterday.
つまり、「場所→時」の順番になります。

 

 

② 程度・頻度を表す副詞→一般動詞の前/be動詞の後ろ

Ex)I sometimes feel lonely. (私は時々寂しく感じる。)

 

③ その他→被修飾語の前

Ex)I ate very big meat. (私はとても大きな肉を食べた。)

 

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